人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 964  遠くの親戚より 近くの他人 そして …  221118

  遠くの親戚より 近くの他人 そして …  221118

 

 

このブログを書き始めたころのテーマは、「ぼっち住民」だった。

三百数十軒の戸建て団地。

30余年、近所づきあいは皆無に近かった。

子どもがいないので、PTAなどをとおしてのつき合いもない。

 

防犯問題をきっかけに、

地域の花壇づくり・草刈り・剪定のボランティアを始めた。

自治会の副会長にもなり、また実働する自主防災組織も起ち上げた。

そして、地域に百人以上の知り合いができた。

 

イカタの入院・介護にあたり、近所の方々から親切な声がかかる。

救命救急・入院・自宅介護の話を聞いてもらえるだけで、心が休まる。

 

夫を亡くされて一人暮らしの、お隣の高齢ジョセー。

「救急車の赤いランプが見えたので、心配してかけました」と留守電に入っていた。

折り返しの電話で実情を話した。

イカタが帰宅すると、手づくりのロールキャベツをもってきてくださった。

久しぶりの手料理。

美味しかった。

 

買い物に出た先で、夫がガンの治療で闘病中のジョセーに三度も会った。

会うたびに、いろいろ話した。

 

電話で、ボランティア仲間のジョセーから

「包括支援センターに相談したらいいよ」というアドバイスももらった。

 

ボランティア仲間の、わが家と同じく子どものいない夫婦。

「これから、お互いにいろいろ情報交換しよう」と話が盛り上がった。

話すだけでも、心の疲れがとれる。

 

もし「ぼっち住民」のままだったら、今頃どうなっていただろう。

 

 

「遠くの親戚より、近くの他人」

それを痛感する日々である。

 

またブロ友さんたちにブログを読んでもらい、

コメントをもらうことで、勇気づけられている。

「遠くの親戚より、遠くて近いブロ友さんたち」である。

 

教訓  遠くの親戚より、近くの他人。

    近くに、話せる相手がいることが大切。

    近所づきあいが重要。

    そして、遠くの親戚より、遠くて近いブロ友さんたち。