検査 検査 検査 診察 車イス7時間 230425
たいへんな2日間だった。
検査につぐ検査、そして診察。
車イスで7時間。
最後の、循環器内科の説明が終わった後、
こちらから若い医師に話しかけた。
「先生、別件でよろしいでしょうか。
昨年、先生にお世話になった○○です」
若い医者は、アッという顔した。
思い出してもらえた。
パートナーの方を見ながら、「こちらは奥さまですか?」と驚きの顔。
誰だと思ったのだろう。
パートナーは実年齢で私よりうんと若く、しかもマスクをつけていた。
まさか「娘」 ?
つづきの会話。
「先生、あのあとかかりつけの担当医が変わり、降圧剤を変更されました。
すると、足の浮腫みはなくなりました。
あの節は、先生方にほんとうにお世話になりました」
医師は、「それは良かったですね。
あの降圧剤は、むくみが出ることがありますね」
満面の笑顔。
それまでぶぜんとして説明していた顔が、ぱっと明るくなったのである。
何とも言えない、素敵な顔だった。
医者は、患者の回復を本当に喜んでいるんだと実感した。
実に気持ちがよかった。
しかし、2日間の強行軍で、
翌日から数日間、パートナーは完全にダウンしてしまった。
参考までに、2日間の内容を箇条書きにする。
【1日目】 病院滞在、昼食抜きで7時間。 車イスに座ったまま。
1 手術入院のための検査。
血液・尿・肺活量・心電図・レントゲンの検査。
2 検査後、診察を待つこと3時間。
諸検査の結果を踏まえた、手術前の診察。
血糖値は低く抑えられ、コントロールされている。
肺活量は3000ccを越えて抜群。
ネットで計算すると、
同年齢・同身長のジョセーの予測値は2,450、2,760と出た。
しかし、心電図の結果が思わしくないので、
翌日、超音波検査が必要だとのこと。
手術の不安についての質問には、ていねいに答えてもらった。
3 院内薬局で薬剤師による、現在服用中の薬をチェックしてもらう。
4 別室で担当者から、入院についての説明。
書類をいろいろ渡された。
5 さらに別室の入院事務で説明を受け、いろいろな書類に署名した。
【2日目】 病院滞在、4時間。
6 超音波検査。
7 循環器内科で、検査結果の説明。
手術に心配ないとのこと。
7時間、4時間の車イスは、完全に体調をくずした。
現在も苦しんでいる。
まとめ 入院・手術の前には、いろいろな検査や説明がある。
車椅子での長時間の院内滞在はこたえた。
若い担当医師の満面の笑みは、最高であった。