「ゴミ屋敷」ならぬ「○○屋敷」 230509
テレビでよく見る「ゴミ屋敷」。
あれにはいつも呆れる。
わが家は、あんなものからはほど遠い。
しかし、オーバーに言えば「倉庫屋敷」。
本、書類、生活用品、衣類、故人(3人)の遺品、食品 … 。
なぜ、こうなったか。
まずは、二家族が同居することになったこと。
引っ越して以来、40年近くなる。
整理できぬまま、現在に至った。
原因は、途切れることなく続いた病気・介護(3+1人)、
働いているときの過労死ラインを越える仕事量。
それらに追われて、現在の結果になってしまった。
パートナーは病弱なために、断捨離はむずかしかった。
自分はずっと仕事に追われて余裕がなかった。
退職したら、断捨離に励もうと思っていた。
しかし、そうはならなかった。
そして、突然の介護生活へ。
介護のために、リフォームすることに。
そのためには、家の中にじゅうぶんな空きスペースをつくらねばならない。
「追い込まれ断捨離」がスタートした。
古い陶器の食器類は、市のリサイクルセンターに持ち込むことにした。
陶器は、粉砕して再利用できるそうだ。
電話で担当者から「汚れたままのものは受け取らない」と言われた。
「対面で点検しながら受け取る」と。
長く使わず埃をかぶっていた陶器類。
持ち出すもののうちかなりを洗った。
きれいな食器は、障がい者支援のリサイクルショップへもっていく予定。
もちろん無料提供である。
こちらも洗ってから。
ガラス容器、危険物、燃やせないものなどは、市の廃棄物回収に。
ついでに冷蔵庫の食品の断捨離も決行。
パートナーが、何を捨てるかの選択をしてくれた。
その結果、冷蔵庫の中ががら空きに。
冷凍庫も3分の2以上を、処分。
これなら中に何があるか一目でわかる。
食べる断捨離は、相変わらず少しずつ。
しかし着実に進んでいる。
ゼリーのレトルト袋を、すでに30個近く腹に収めて処理した。
毎日1個ずつ。
災害用備蓄のマフィンを4缶。
様々な袋入り食品も、一つづつ。
やっと動き出した断捨離。
ほんの一歩だけど。
やることはまだまだ山ほどある(笑)。
でも楽しい。
美しく整理整頓されたわが家を想像するだけでワクワクする。
全国の断捨離仲間のみなさん。
おたがいに頑張りましょう。
まとめ ものがたまるには、それぞれ家庭の事情がある。
介護のためのリフォームがきっかけとなり、
ようやく本格的な断捨離がスタートした。