人生百年 有為自然

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有為自然 1148  ねえあんた しつこい男はさ ~  230927

  ねえあんた しつこい男はさ ~  230927

 

 

「ねえあんた しつこい男はさ 嫌われるって そう言うよ」

 

頭の中に浮かんだ言葉。

ちあきなおみの曲、『ねえあんた』。

あれッ、そんな歌詞あったかな ~ ?

検索。

 

胃腸が弱い 男はさ 長生きしないって そう言うよ

 

だらしがない 男はさ 出世をしないって そう言うよ

 

やぼで無口な 男はさ 馬鹿にされるって そう言うよ

 

すぐに怒る男はさ もてないって 本に出てたよ

 

そんなこと言う男はさ ここじゃ帰れって 言われるよ

 

え ― ッ 、 ない !!

 

『ねえあんた』の影響を受けて、

自分で勝手に作ったんだ !!

ちあきなおみの話は、そのうちに。

 

「片づけたい、整理したい」と、思いつづけたことがあります。

こんがらがった糸を、

きれいに解きほぐさないと落ち着きません。

そんな気分です。

 

 

でも、「しつこい」と思われるかな。

そこから「ねえあんた ~ 嫌われるよ」の言葉が浮かんだのでしょう。

 

書きかけたままの文章。

9月中には、ケリをつけたい。

忘れるためではありません。

しっかり記憶にとどめるためです。

 

わかりやすい新聞記事に出会いました。

それをもとに書き直してみます。

 

「しつこい」を我慢して、おつきあいください。

めんどくさい、執念深いジジイですね(笑)

 

整理整頓 !!

 

1 世界中で、海に放出されているのでは ?

    デブリ(事故で溶けだした核燃料)に、

    地下水などが接触れた汚染水の処理・排出は世界初 !!

    「通常の冷却水」の放出とは、全く違う。

 

2 約880トンものデブリの取り出しの見通しは ?

    この12年で取り出せた量は1グラムもない。

    今後の見通しもない。

    取り出し自体が危険で、出したものを再び閉じ込めなければならない。

    だったら、デブリ取り出さず長期にわたり遮蔽して管理した方が安全。

 

3 海洋放出に替わる別の案は ?

    ① アルプス処理水をモルタルで固定化する案。米国で実施済み。

    ② 石油備蓄用のような大型タンクで保管する案。

    そして、放射線量の減少と、さらなる対策の研究をすすめる。

 

4 今後も流入し、増え続ける地下水などをどうするか ?

  「広域遮断癖」をつくり、地下水などの流入を防ぐ。

  今ある凍土壁は、失敗している。

 

5 アルプス処理水は、ほんとうに問題ない ?

    トリチウム以外の放射性物質については、説明しようとしない。

    食物連鎖による「生物濃縮」は、ほんとうに心配ないのだろうか ?

    放射性廃棄物 → プランクトン → 小魚 → 大魚 → 動物・人間

    薄められた放射性廃棄物が、だんだん濃くなっていく。

    安全かどうか、自然と人間で証明・実験をすすめるということか。

 

6 IAEAは、中立的機関か ?

    原発推進機関であり、日本政府からカネが出ている。

    市民が提起する「代替案」を検証していない。

    今回の処理政策を「推奨したり、支持するものではない」と報告書。

 

7 政府の「漁業関係者の理解を得る」との約束はどうなった ?

    福島の漁業関係者にも説明せず、理解されていない。

 

8 中国側の対応は ?

    国内矛盾を外に向けるやりかただろう。

    こうなることは、ニホンセーフは予想していなかったのか。

    ニッチュー両セーフともに、外交がない。

    ニッチュー双方とも、ナショナリズムを煽っている。

    「ニホンのサカナを食べて、チュウゴクに勝とう !!」など。

    原発の「汚染水」問題から、争点をそらすためか。

 

9 なぜ海洋放出を急ぐ ?  ねらいは何 ?

    ずらりと並ぶ汚染水タンクを視界から消す。

    デブリの残る建物も消す。

    そしてゲンパツ事故を忘れさせ、ゲンパツ再稼働に猛進するため。

    放水が「安上がりになる」と思い込んでいる。

    問題が起きても、起きなくても、大変な額になるのに。

 

10 どうしたら、科学的な解決方法なのか ?

    いったん、放出を中止する。

    学者や市民団体が提唱する「代替案」を、

    三者を交えて公開の場できちんと検討する。

    そうすれば、漁業関係者も納得するし、諸外国も批判できないだろう。

    費用も、小さくてすむ。

 

こんな整理でどうでしょう。

片づいたように見えますか ?

 

参考にした記事

 「時代を読む 廃炉の現実に向き合う」田中優子 東京新聞 9月17日)

 

ちあきなおみのはなしは、そのうちに。

 

 

まとめ  しつこい話。

     「汚染水」は安全であり「科学的」とは、ほんとうか。

     整理してみた。