人生百年 有為自然

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有為自然 1044 坂本龍一さんのメッセージを読んで 考えた  230319

  坂本龍一さんのメッセージを読んで 考えた 230319

 

 

坂本龍一さんのメッセージです。

問題の核心が、はっきりわかります。

さすがです。

 

読みながら、みんなで考えてみませんか。

 

  坂本龍一さんのメッセージ 全文

 

2011年の原発事故から12年、

人々の記憶は薄れているかもしれないけれど、

いつまでたっても原発は危険だ。

 

いやむしろ時間が経てば経つほど危険性は増す。

コンクリートの劣化、

人為的ミスの可能性の増大、

他国からのテロやミサイル攻撃の可能性など。

 

なぜこの国を運営する人たちはこれほどまでに原発固執するのだろう。

ロシアによるエネルギー危機を契機にヨーロッパの国々では

一時的に化石燃料に依存しながらも、

持続可能エネルギーへの投資が飛躍的に伸びているというのに。

 

わが国では、なぜ未完成で最も危険な発電方法を推進しようとするのか分からない。

発電によってうまれる放射性廃棄物の処理の仕方が未解決で増えるばかり。

 

埋める場所もない。

 

事故の汚染水・処理水も増えるばかり。

事故のリスクはこれからも続く。

 

それなのに何かいいことがあるのだろうか。

 

世界一の地震国で国民を危険にさらし、

自分たちの首もしめるというのに、そこまで執着するのはなぜだろう。

 

坂本龍一(音楽家)            (「東京新聞」3月15日付)

 

みなさん、

メッセージを読んで、どうお思いになりましたか ?

私なりに、考えてみました。

 

ジミントーの政治家、

ゲンパツ関連企業、

原子力村の科学者、

原発立地自治体、

原発推進を支持する人々 … 。

 

 

政治家    原発関連企業からの献金がほしい。

       セシュウ議員たちの知性の低さ、科学への無知の証明。

 

関連企業   これまでに巨額を投資。 

       そのカネを回収するには、原発を動かす方が手っ取り早い。

       これまでの原発の知識・技術に未練がある。

 

科学者    原発技術の開発にのめり込んでいる。

       原発推進エリート学者たちには、大所高所から見る力がない。

       自分たちの地位と収入を確保するため。

       今さら、自分たちの研究・技術から方向転換できない。

 

立地自治体  目先の利益。

       原発関連の交付金は、薬物中毒に似た症状を引き起こす。

 

支持する人々 お上にたてつく人々への拒否感・嫌悪感。

       思考することを放棄

 

共通しているのは、目先の利益、自己の利益、視野の狭さ。

そんな気がします。

 

みなさんの考えは ?

 

国の方針を変えるためには、

選挙の時に賢明な選択をすることでしょう。

また声を上げることができる人は、声に出していくことでしょうか。

 

まとめ  坂本龍一さんのメッセージは、明快でわかりやすい。

     原発の危険性が、みごとにまとめられている。

     私たちには、動きだすことが求められているのでは