突然の電話 まずは 隗(かい)より始めよ !! 240831
近所の筋トレグループの女性から、突然電話が来た。
このグループは、フレイル予防のための会である。
「次の『筋トレの会』のあと、○○さんに防災の話をしてほしいんだけど」
「エッ、何でぼくなの?」
「老人会に参加している方が、○○さんの話は面白いからって。
防災の話を頼んだらいい、と言っていたよ」
「話したのは専門家のAさん(近所の方)で、ぼくじゃないよ」
「でも、○○さんと言っていたよ。
わたし、Aさんとは話したことないし … 」
どうもおかしい。
老人会でAさんの話が終わったあと、たしかに自分も発言した。
「Aさんの話は、すごくわかりやすかったでしょう。
けっして心のうちに秘めておいてはいけません。
周りの方にお話ししてください。
ぜひ、Aさんをいろんな場によんでください」
以上のようなことを、面白おかしくしゃべったのである。
会場いっぱい、笑いも起きた。
そしてその時は、Aさんへの大拍手で終わったのである。
Aさんは、自主防災のメンバーにいつもこう言っていた。
「自分だけしか話せないようではいけない。
自主防災メンバーの誰もが、
地域の人々に話ができるようにならなくては」と。
だったら、この機会を利用しよう。
まさに「隗(かい)より始めよ」である。
* 意味 大事業をするには、まずなことから始めよ。
また、は言い出した者から始めよということ。
考えて見れば、自分はいつもそうである。
プロから話を聞く、専門家の本を読む、
新聞記事を調べるなどして知識を得る。
わかりやすくまとめて、「ど素人目線」での話をする。
テーマは何でもあり。
環境問題、性教育、読書運動、教科書、憲法、戦争・平和 … 。
まさか「防災」の話をすることになるとは思わなかった。
学習会の講師を引き受けると、
その日まで、テーマについていろいろ調べる。
聞いている人が理解しやすいよう、にまとめる。
さて、どんな話をしたのか ?
長くなるので、またの機会に。