人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 125   同窓会で 片想いだった〇〇さんに声をかけられ …

  同窓会で 片想いだった〇〇さんに声をかけられ …

 

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受験に向かう列車のなかで出会った女子生徒とは別に、

1年のとき自分のクラスに、色白のおとなしい女子がいました。

またまた一目ぼれ

彼女は物静かなので、気づかれないように遠くから時々チラッと見るしかありません。

言葉を交わすことは、ほとんどありませんでした。

 

1年が終わる頃、何も話さないまま別のクラスになってしまうという危機感。

学年12クラス、2年で同じクラスになるのは、自分を除けば3~4人。

ある日の放課後、教室を出た彼女のあとを追います。

正門を出たところで、

「あの … 」 … 。

「友達としてなら … 」という返事。

 

言葉を交わしたこともない男子から、

いきなり声をかけられたら、迷惑な話です。

 

結局、それで終わり。

2年時は、別なクラスへ。

彼女は、私に対して何らの関心もない。

潔く、諦めます。

 

3年で再び同じクラスになりましたが、

ますます声をかけることができなくなりました。

 

50歳過ぎての同窓会で、三十数年ぶりに再会。

相変わらず、こちらからは話しかけられません。

ところが、彼女の方から「〇〇君」と声をかけてきました。

 

自分のことを覚えていてくれた !!

他愛のない話をしましたが、当時のことを聞く勇気はもちろんありません。

 

彼女が同じ高校の同級生と結婚していると、そこで知りました。

同窓会に参加した別の男子が、

「何で、△△なんかと結婚したんだよ」と。

彼女にからんで(?)いたので、わかったことです。

 

彼女は昔の面影を残していました。

しかし、なぜか私の心が安らいだのです。

理由は、想像におまかせします(笑)

私は、悪い人間です。

重力の〇〇 … 。

 

彼女は高校時代に私の心を悩ませつづけました。

しかし、彼女には何の罪もありません。

何なんでしょうね、一目ぼれというヤツは … 。

ため息が出ますね。

 

小中学生のときも、そうだったなァ … 。

その話は、またいつか。

有為自然 124    「月刊:考える高校生」に 出会いました

   「月刊:考える高校生」に 出会いました

 

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子どもの頃から家庭の中で、

社会的なことが話題になることはありませんでした。

 

職場の同僚が、

「小学生の頃、アンポハンタイごっこをしてたよ」と言ったのには驚きました。

「アンポハンタイごっこ」って何 ?

「60年アンポ」のことなど、全く知らずに育ちました。

 

「社会的な問題」に関心をもつようになったのは、

「新聞委員」になったのがきっかけです。

学校で『月刊:考える高校生』(高文研発行)を読むようになったからでしょう。

全国の高校生たちに「考えるべきテーマ」を提供していました。

「哲学科」志望ですから、「考える」という言葉に敏感です。

 

また、下宿で「〇〇新聞」を購読するようになります。

当時、月1000円はしていなかった購読料。

月3千円の奨学金の一部を使いました。

もちろん、『△声◇語』など、受験用でもあります。

 

下宿では、大家さんの家族の居間にテレビがあるわけですから、

高校3年間、夕食のとき以外、テレビは見ていませんでした。

もちろん、テレビニュースも。

新聞の購読によって、ようやく「外界の動き」がわかるようになります。

 

当時は、「三無主義」ということがよく言われました。

無気力・無関心・無責任。

無感動を加えて、「四無主義」

 

いつの時代も、「今の若者は … 」と言われます。

われわれジジイやババアたちだって、

かつて「三無主義」「四無主義」と批判されていたわけです。

 

たまたま「新聞委員」になり、

「考える高校生」と出会い、「新聞」を読むようになったことで、

「社会的な関心」をもつようになりました。

 

人間、「情報」がなければ「関心」をもちようがありません。

「批判精神」も育つわけがありません。

教育マスコミの責任が大きいと思っています。

 

宗教や哲学という「こころ」の問題から、

「社会的な問題」へと関心が広がっていきました。

 

その間にも、新たな一目ぼれ、片想い、

そしてガックリ … という話もまた進行中なのです(笑)

それは、次の機会に。

有為自然 123    鉛活字で「学校新聞」を印刷  ジョバンニの世界

   鉛活字で「学校新聞」を印刷  ジョバンニの世界

 

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「引っ込み思案」だった自分が変わるきっかけは、「新聞委員会」。

当時、「学校新聞」は、地元の新聞社で印刷していました。

「鉛の活字」を使っての印刷でした。

まさに銀河鉄道の夜ジョバンニの世界です。

 

1年が終わる頃、「次年度、誰が新聞委員長になる?」と上級生から言われます。

2年生が「委員長」をやる慣例でした。

 

毎日の予習・復習、受験勉強が大変なので、みな逃げます。

こういうとき、いつも貧乏くじ

やむなく引き受けるハメになりました。

これまた「塞翁が馬」のはじまりです。

 

そもそもジャーナリズムとか、マスコミに関心はありませんでした。

新聞やテレビの記者を、将来の職業として考えたこともありません。

同級生には、父親が某有名テレビ局大手新聞社に勤める子もいました。

それは、50歳過ぎてから同窓会に行ってわかったことです。

彼らも同じところに就職していました。

 

新聞委員会の活動をとおして、「言葉の力でたたかう」ことを覚えます。

体力がなく運動神経が悪くても、言論で「勝負」できるようになりました。

もともとは、短気で喧嘩っ早いんです。

腕力がないから、おとなしくしているだけ。

しかし、言葉による戦いといっても、

相手を見誤って、体力の差で怖い思いをしたことは何度もあります。

アホです(笑)

 

受験体制への批判・不満を、学校新聞で行うようになりました。

私の記事に目を止めて下さったのが、今春亡くなられた〇〇先生

「2年生の新聞委員に面白い生徒がいる」。

3年の先輩が「〇〇先生が授業で言っていたよ」と教えてくれました。

〇〇先生から直接、授業を教えてもらったことはありません。

 

水害で亡くなった◇◇君が、先生の自宅近くに下宿しており、

その縁で、先生のお宅に伺うことになりました。

〇〇先生を私に引き合わせてくれたのは、◇◇君です。

 

新聞委員会、〇〇先生、◇◇くん、電車の中で見かけた女子◆◆さん

不思議な「縁」が、どんどんつながっていきます。

今考えると、すごい話だなと思います。

 

* 7月の野菜収穫。 梅雨が終わり、急に採れ始めました。

  ミニトマト(黄)96   ミニトマト(赤)   ピーマン 

  オクラ  ミョウガ5  ニラ  シソ

 

 

有為自然 122   神父さん ソソソクラテスか プラトンか …

  神父さん ソソソクラテスか プラトンか …

 

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認知症になる前に、自分の過去を記録しておこう。

 そういうことで、「回想」「高校時代」などを書き始めました。

すると現在の自分が、どうやってできたのか、だんだんわかってきます。

 

ウイシゼン版「アルバカの一生」です。

クソマジメときどきアホ、いやアホときどきクソマジメ ?

 

私の実家は、両祖父母家 以来の浄土真宗

つまり、南無阿弥陀仏、ナムアミダブツ。

子どもの時、祖父の葬式で「ナムミョウホウレンゲキョウ」と唱えたら、

「うちは、違う」と注意されました。

 

人生に大きな影響を与えた一人が、カトリックの神父さん。

神父(元)さんは、昨年、亡くなられました。

「今年こそは会おう」と毎年思いながら、ついに果たせませんでした。

 

小中学校時代、あまりにも暗い性格だったので、

母が心配して近所の人に相談しました。

その一家はクリスチャンであり、とても明るい家族だったからです。

田舎の港町の丘の上に立つ教会に通うことになります。

初めて西欧文明に出会ったと言っていいでしょう。

クリスマスや讃美歌の雰囲気とともに、

哲学的な話をすることが好きになっていきます。

 

神は存在するのか。

アリストテレスプラトンによる「神の存在証明」

「不動の動者」「宇宙の運動の第一原因」、それが「神」。

「神の概念には完全を含む。完全には存在も含む、ゆえに神は存在する」など。

 

むずかしい話ですね。

中学・高校時代、このような「スコラ哲学」に魅かれていきます。

もちろん、君たちはどう生きるかも読みました。

 

大学で「哲学科」に入ることになるのも神父さんの影響です。

ただし、哲学科につまずき、1年で他の学科に変わりました。

しょっちゅう転んでいます(笑)

 

面白味のない、頭でっかちの「哲学かぶれ」の少年でした。

これじゃ、女子に好かれるわけありません(笑)

 

将来、神父さんになることも頭をよぎります。

しかし、恋もしたい、赤い糸の女性とも結ばれたいという煩悩 … 。

神父さんは「結婚不可」 … 、もちろん無理です !!

 

かつて哲学聖職者にあこがれた少年。

今じゃ、地域の花咲かジジイ、人生ってわからないものですね(笑)

有為自然 121    こんなところに自生しているんだ トリカブト !!

  こんなところに自生しているんだ トリカブト !!

 

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先週のヤマユリ観察会

草刈り・樹木剪定ボランティアの仲間、10人の参加でした。

里山ボランティアの方々が、手入れしている林のなかの散策です。

 

ヤマユリの群生。

白い花が、下刈りをすませ日が当たるようになった場所に咲いていました。

 

トリカブトも自生しています。

「必要な方は、どうぞ」などと冗談。

 

メタセコイアの木が、天に向かって真っすぐ伸びていました。

根元から見上げて、その姿に大感激 !!

木の名前を、初めて知りました。

 

ミズヒキソウの花は、表が赤、裏が白。

この名は一度で覚えられそうです。

 

そのあとは、いつもの「一杯」

〇〇さんから、清酒(一升瓶)の差し入れ。

両親の新盆で帰省して、もらってきたものだとのことでした。

 

△△さんも母親の新盆

  * 私の田舎では、「初盆」と言います。

彼は、現役の頃から自宅で母親を介護していたそうです。

室内に監視カメラを置き、何かあるとヘルパーさんに連絡していた、

親の介護がなくなり、自由な時間をもてるようになった、

だから、このボランティアにも参加できる、

予約していた、長岡の花火ツァーのチケットをゲットできた、などと話されました。

 

自宅を映画の撮影場所に提供した◇◇◇さんの話のつづきです。

「撮影協力◇◇◇」の文字を入れると、謝礼は必要なくなる

彼の家で着替えた超有名女優・男優のサインはもらえなかったとのこと。

ヘェー、そうなのか。

このブログで、映画名も、超有名な俳優の名も出さないのは、

◇◇さんの家が聖地巡礼の一つになったら困るだろうという配慮から(笑)

 

映画撮影の話をしていたら、◆◆さんが、

「私の家の前には、仮設のバス停が置かれ、

主人公の女子高生が乗るバス停になったのよ」と。

団地内の狭い道路。

あんなところが、映画では「バス通り」になるんだ !!

 

にぎやかな話のなか、

8月のボランティアの予定を話して散会しました。

 

有為自然 120   数字が引き寄せる !! 1万76体 5万トン超 … 

 数字が引き寄せる !!  1万76体  5万トン超 … 

 

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「受験数学」のせいで、「数字」が気になって仕方がありません。

 

「地学」を受験科目に選択したため、

地震国・火山国の日本に「ゲンパツ」はあり得ない !!

といつも思ってしまいます。

 

新聞によると、「フクシマ第2ゲンパツ」廃炉が決まったそうです。

気になる数字を、あげてみます。

 

「1万76体」  「使用済み核燃料プール」で保管する「核燃料」の数です。

 

「5万トン超」  廃炉で出ると見積もられた放射性廃棄物」の量

         大半は、「埋設処分」する必要があるとのことです。

 

    アルバイトで配達物を2トントラックで運んだことがあります。

    トン数が出てくると、トラックの数を想像してしまいます。

    2トントラックなら、〇万台。

    10トントラックならウン千台。

 

「40年を超える」 全4基の廃炉」を終えるために必要な期間です。

    2020年に開始なら、2060年を超える ?

    自分は、とうに死んでいる !!

    ゲンパツを推進している人たちも !!

    「野となれ、山となれ」「洪水は、我が亡き後に来たれ」ということか。

 

「2800憶円」   廃炉費用。

    日本全国のゲンパツは54基。

    すべて廃炉するには、どれぐらいの費用がかかる ?

 

「永久に残る」  

    県外に移すあては、あるの ?  ない !!

    どの都道府県も、引き受けないでしょう。

 

「ゲンパツ」のことが気になるのも、受験で「数学」や「地学」を選択したおかげ ?

またまた「因縁ばなし」ですね(笑)。

 

 

   111~120 記事一覧

 

111 1人で地域の草刈り。「鎌を持った不審者」と通報されぬように注意せねば。

112 「トトロ」たちの目で俯瞰し、「小トトロ」ともに地域を歩く気持ちが必要。

113 「空き家」をおおう植物は、まるで天空の城ラピュタ状態です。

114 高校時代、「週に8時間」も「英語の授業」がありました。

115 「1日8時間」も授業があったのです。 クレイジー !!

116 「帰宅してから、毎日5時間、勉強しなさい」と指導されました。

117 「受験生ブルース」を歌ったら、クラス担任から顰蹙を買いました。

118 「ロッコ、臆病だからまず乗らないだろうな」、芥川龍之介を読んで。

119 「地域花壇」の力は、本当にすごい。 自然な形で会話を生み出します。

120  気になる数字、1万76体、5万トン超。受験数学・地学のおかげです。

有為自然 119   「地域花壇」の力は 本当にすごい

  「地域花壇」の力は 本当にすごい

 

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バス停近くの花壇の草取り。

一人で草を抜いていると、

通りかかった3グループの方と声をかわしました。

「いつもありがとうございます」

こちらからも、返事。

スギナは、すぐ伸びてくるんですよ。

△丁目の人たち、近くの学校の生徒さんも参加しているんですよ」

 

全く面識のない人と会話が生まれます。

 

1時間ほどで、草を抜き終わりました。

きちんと維持されていない、みっともない花壇は、かえって顰蹙をかいます。

スギナがずっと気になって仕方がなかったので、ホッとしました。

日陰に植えたコリウスは、よく成長しています。

正解でした。

 

別の地域花壇の草取りをしていたら、ボランティア仲間が、時間差で2人。

「道路沿いの灌木の剪定、草取り。

市の業者はまだ来ないね」と。

夏草の伸びはひどい状況です。

 

自宅の外花壇では、ペチュニアの花柄摘み日課になってしまいました。

すぐご近所の方から、カラスウリの蕾を2つ。

まさかもらうとは … 、驚きです。

 

花壇の手入れは、

通りかかった人との挨拶や会話を自然な形で生み出します。

3か所で、計10人近くの人と会話しました。

「ぼっち住民」の頃には、考えられなかったことです。

 

「地域花壇」の力は、本当に凄い。