人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 156    「返り草」「返り花」をあびる  「ゼロ円 花壇」

  「返り草」「返り花」をあびる  「ゼロ円 花壇」

 

f:id:uwisizen:20190904055242j:plain

 

「動く」と必ず、「反動」がきます。

 

地域での「花壇」づくり

こんなに「草」が生えるとは … 。

「草取り」というかたちで、「返り草をあびることになりました。

 

自宅から離れたところにあるバス停近くの「花壇」

久しぶりにウォーキングすると、夏草が生い茂っていることに気づきます。

一人では大変なので、メールを一斉送信。

 

「明日、草をとっています。

お時間のある方は、しゃべりながら草を抜きませんか」

 

一人でもゲットできれば、もうけもの。

しかし、今回はカラぶりでした。

メールは、ブログのように毎日、チェックする方は少ない。

そういう世代なんです(笑)

 

地域の花壇づくりや、草刈り・剪定をやっていると、

「でもねぇ、あの〇〇さんの家って、草木は伸び放題、

花壇の手入れもいい加減」と、言われかねません。

そのため、自宅の花壇の手入れにも力を入れるようになりました。

これは「返り花をあびるです。

 

バス停近くの花壇づくりを一緒にやってくれる生徒さんの学校に、

花の苗も栽培しているので、電話しました。

「夏の花の苗で、

もう植える場所がないので、捨ててしまうという花は残っていませんか」と。

 

「ゼロ円 食堂」のマネです。

「ゼロ円 花壇」 !!

言ってみるものです。

マリーゴールド、48苗もゲット。

集会所のわきにずらりと植えました。

 

老人会園芸部の一員である、

90代半ばの女性がいつも草取りをされます。

花を植えることで、少しでも草を減らすことができたらと思って植えました。

彼女が大量の蚊に刺されて、

息子さんが病院に連れて行って大変だったということがあるからです。

 

今日は、雨の合間に、集会所わきの花壇の草を抜こうと思っています。

有為自然 155    女はボケても しゃべっている ?   男は ?

  女はボケても しゃべっている ?   男は ?

 

f:id:uwisizen:20190903044318j:plain

 

「ヨーコさんの言葉」の5冊目。

全5巻。

取り上げるのはこれで終わりです。

 

『ヨーコさんの言葉 わけがわからん』

佐野洋子・文 北村裕花・絵 講談社 2017年)

 

せんだって、

母の七十七のお祝いがあって、 子どもたち一同が集まった。

   …

(女達は) もう何でもいいのである。

何でもペチャクチャ しゃべって、 おこったり 笑ったりしている。

   …

で次の日、 男の集まっている部屋を のぞいてみると、

一人一人が、新聞一枚ずつ 持ってじっと見ている。

 

私、前に見た老人ホームを思い出した。

女はボケてもしゃべっている。

全然、通じ合わないのに 話をしている。

   …

しかしジイサンは石のように 一人ずつぽつねんと座って、 一点をギョウ視している。

無表情というのは 凄惨である。

   …

ジイサンバアサンになってから 人生の三分の一があるかも 知れないのである。

だから 下らない無駄話が出来る男は 貴重である。

 

自分は、「女」度が高いのではないかと思います。

「下らない無駄話が出来る男」、まさにそうです。

 小学校4年生のときには、

「タケヤブノスズメ」というあだ名をつけられたぐらいですから。

そのあと「暗い性格」に戻りましたが … (笑)

 

私は、沈黙しつづけることが苦手。

「有為」の前に、「有言」

不言実行とは、ほどとおいジジイ。

「はじめに言葉ありき」です。

 

職場がなくなり、アイカタ以外にしゃべる相手がいないからか、

こうやってブログを書いているのでしょう(笑)

他の人のブログにまで、コメントしています。

 

アブナイ記事や、

ご迷惑になるコメントを書くかもしれませんが、

これからも末永く「書き相手」としてよろしくお願いします。

 

有為自然 154    もしも ハンザイを起こしたら どうなる ? 

   もしも ハンザイを起こしたら どうなる ?

 

f:id:uwisizen:20190902054544j:plain

 

勤務していたとき、
他の職場で何か問題が起きるたびに、「研修」が行われました。
例えば、セーハンザイにかかわる事件。

上から派遣された講師の話。
これがつまらない。
退職した管理職、再任用なのか、嘱託なのか。
「誰がこんな講師を呼んだんだ?」と言いたくなる。

 

そんなとき、新聞記事を読みました。
ジョシコーセーの質問に、セーキョーイクガクシャが答えた新聞コラムです。
「〇〇センセーは、なぜチカンなどセーハンザイを起こさないの?」という質問。
それに対する答えがおもしろい。

「私がセーハンザイをおかしたら、
家族を失います。
友人を失います。
同僚を失います。
教え子も離れていきます。
職場もなくなります。
収入もなくなるのです。
  …  
たしか十数項目、失うことを列挙しているだけでした。
なるほど、こういう答え方もあるのかと感心しました。

 

元同僚の、以前の職場での話。
セーハンザイで逮捕された職員がいたそうです。
地元のニュースで、大きく報道されました。
その翌朝、職場は真っ暗だったといいます。
誰も話をしない。
ふだんは、信頼され、親しみのある人物だったからなおさらだったようです。

 

別な職場でしたが、会ったことのある人物がいました。
真面目なタイプです。
駅の近くの本屋さんで、ジョシコーセーのスカートの中をトーサツしたというのです。
その職員には、「大学受験日 直前」の息子さんがいたということでした。
ホードー関係者からのがれるため、家族も姿をかくしたそうです。
父親のハンザイの話を聞いた、息子たちの気持ちは ?
大学受験は、いったいどうなったのだろう。

 

「研修」の話に戻ります。
決め手はないのでしょうが、
リアルな話の方がよいのではないかと思っています。
誰もが想像できて、なるほどと納得できる話。
そして、どんな結果になったかということを、特に。
もちろん、加害者だけでなく、被害者の側にたった話もしなくてはなりません。

今だとSNSで、自分だけでなく、
家族すべてのプライバシーが流出し、家族も攻撃されます。
しかも一旦流された情報は、消せません。
損害賠償の額のことも。
そういうことなどを加えて話すべきでしょう。

 

形だけの研修は、お断り。
そんなもの何度やっても、意味がない。
時間のムダ。

思わず、力んで書いてしまいました。
今は、研修をうけることもない身なのに(笑)
それほどつまらない研修が多かったのです。

有為自然 153    美人じゃないと思っている たくさんの同志よ !!

  美人じゃないと思っている たくさんの同志よ !!

 

f:id:uwisizen:20190901003503j:plain

 

クセになると、やめられません。

「ヨーコさんの言葉」シリーズ。

 

『ヨーコさんの言葉 それが何ぼのことだ』

佐野洋子・文 北村裕花・絵 講談社 2016年)

 

美人じゃないと 思っている たくさんの同志よ、

私たちは いばらの道を 歩いてきた。

   …

しかし我々同志は、 実に多様であるのだ。

多様とは豊潤なことだ。

世界が豊かであることに 貢献しているのよ。

今さらこの豊かさを捨てて、エリート特権階級に首をつっこめる ?

あーつかれた。

同志よ、 わが身をはげますって つかれるよね。

 

   「美男」「イケメン」は、自分にとって縁がない言葉。

   「美人じゃないと思っている同志よ」と言われると、

   思わず「オーッ!!」と言ってしまいたくなります。

   「スポーツ」では「いばらの道」じゃなく、

   「ビリの道」をいつも走っていたなァ(笑)

 

崩壊はとどまらない、 ぐんぐん スピードを増して いくのである。

六十三になると ものわすれがひどくなり、

物の名前や人の名前が すぐ出てこない。

「あれ、あれ、」「あの人、あの人」 と日に五十回は言っている。

記憶力の肉が たれてきているのだ。

集中力が薄まり、 仕事が続かない。

精神力の肉も たれさがってきている。

 

   うんうんとうなずきながら、読みました。

   アイカタと二人でテレビを見ていて、タレントなどの名前が出てきません。

   お互いに「わかっている、わかっている、あの人、あの人」の繰り返しです。

 

「 … あのね、 孔ちゃんが死んだって。

脳梗塞で、倒れたの。 サンフランシスコで」

気がついたら、私は受話器を持ったままで 床にペタンと座っていた。

   …

何もわからず、しかし、 ただ無念だった。

私は大声を出して泣いた。

私達が老いて、 誰にも死が近づいている。

これから 生き続けるということは、

自分の周りの人達がこんな風に はがれ続けることなのだ。

老いとは そういうさびしさなのだ。

 

   一昨日、訃報のメールが入りました。

   私たちの「研究会」のなかで、最も尊敬できるお一人でした。

   はるか遠方に住んでいらっしゃったので、葬儀には行けません。

   神父さん、恩師、大先輩、元同僚、元同僚の連れ合いさん、同級生の … 。

   この2~3年で、亡くなった人たちです。

   こうやって、「死」に慣らされていきます。

   かつては、「死」をおそれていたこともあるのに … 。

   今は、病弱なアイカタよりも長生きしなければ … の一念だけです。

有為自然 152    「アオリ」は じつに恐い !!

   「アオリ」は じつに恐い !!

 

f:id:uwisizen:20190831061140j:plain

 

車に追いかけられた体験を持つものとして、「アオリ運転」は恐怖です。
今、湯水のごとく流されている、
メディアの「アオリホードー」も、コワイと感じています。

 

セーフ同士の対立の、そもそもの原因は何かというと … 。
チョーヨーコー、イ〇〇フ  … 

 

学校で習いました ?
小中高で習った記憶はありません。
今、このクニのなかで、どのくらいの人々が、
それらのことを具体的に知っているのでしょう。

 

就職したあとで知って、愕然としました。
父のグンタイ生活や、映画『人間の条件』(仲代達也主演)などから、
センソーのイメージをもっていましたけれども。

 

ブログで、過去の自分をふりかえると、
数学教師の一言などが、自分にとっては大問題でした。

 

それにくらべて、かのクニのジョセイたちが受けたセイサンな体験、
イコクの地に連れてこられた人々のカコクな運命は、筆舌につくせないと思います。

 

「今頃になって言い出した」と言う人がいます。
私は退職するまで、我慢して言えなかったことがありました。
相手は、あまりにも無慈悲理不尽な対応でした。
そこで退職を機に、訴訟をおこしたのです。
結果は「和解」に終わりました。

他にも40年近く耐えていたことを、口に出したことがあります。
その結果は … 。

 

「キョウ―テー」「カイケツズミ」にしても、セーフとセーフが結んだ取り決め。
ヒガイにあったトージシャは、その場にいません。
トージシャに関係なく取り決められました。

 

「個人の請求権は、消滅していない」ということは、
かのクニだけでなく、このクニのサイコーサイも認めています。

もし自分だったら、「今頃になっても、言う」だろうな。
いや、「言えるようになった今だから、言う」かな。

 

「アオリ」の話に戻ります。
私自身は、地域の自治会をめぐって、
対立・しこりをつくらないように、慎重に模索をつづけています。

 

メディアは、億人、数千万人の人々の運命に影響を与えます。
もっと冷静に、多角的に扱うべきでしょう。
とにかく「アオリ」はやめてほしい。
もっと友好関係を強める方向へと、冷静なホードーをしてほしい。

 

テレビで某女史が、ズバッと言っていました。

 

「私は 責任は どこにあるかっていうと、
カンコクも このクニも そうなんですけど
隣国を敵対視して あおって 一部の支持者から支持を得ようとする
そういう セコいことばっかりやってて、
また それに忖度して あおるメディアが どうかしてると思う。
ずっと カンコクのことばっかり やってるじゃないですか。
このクニの問題点が それで一個スルーされるってことも あるわけですから」

 

このクニにとって、もっと大事なことには一切触れない。
〇〇さんの思うツボ、なのかもしれません。
あまりにもホードーがひどすぎるので、一言書きました。

 

今日も朝から、大真面目になってしまいました。
高校のときに「新聞委員」の仕事をしたことがある。
その時以来のクセです(笑)。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

有為自然 151    大山鳴動して ネズミは ?

  大山鳴動して ネズミは ?

 

f:id:uwisizen:20190830061457j:plain

 

 ボーハンカメラの結末は、どうなったか。

ここらで、この話にケリをつけたいと思います。

 

「外から」はたらきかけられた ① 最初の役員会は、

地域の安全を思って、ボーハンカメラを提案したのだと思います。

ところが、「シンチョウシンギ」の声を無視して、

ケイゾクシンギ」の動議をわずかの差で否決しました。

「キョーコーサイケツ」したことで、後味の悪さを残します。

 

② 次年度の役員会が、引きつぎます。

検討の末に、「数台」の設置を「2台」にまで絞り込みました。

このときの会長さんは、

「見直すべきだ」という自治会員と、

「もう決まったことだ」という役員の「板挟み」になり苦労されました。

お気の毒でした。

 

そして、あっという間に1年が過ぎました。

「設置」は、③ さらに次の年度の役員会に引き継がれます。

地域で紛糾したために、「外から働きかけた人たち」は手を引きました。

 

3年目の役員会は、

市が作成したボーハンカメラの「ガイドラインをもとに検討し直します。

そしてガイドラインにもとづく管理・運営は、

「高齢化した自治会役員では対応できない」と判断しました。

総会に「設置の中止」の議案がかけられます。

「中止に反対」の挙手は、一人だけでした。

 

「大山鳴動して ネズミ一匹も出ない」結果に終わりました。

自治会の運営は、「慎重の上にも慎重を期すべきだ」という教訓を得ました。

 

この問題は、私にとって「塞翁が馬」になります。

「地域デビュー」のきっかけとなりました。

「花壇づくりボランティア」

「草刈り・樹木剪定のボランティア」を始めます。

「空き家」問題は、業者による剪定は行われましたが、まだ見通せません。

自治会のあり方を検討する会」の設置は、いったいどうなったのでしょう。

 

今後も「安全運転」を心がけなければと思っています。

どこに「落とし穴」があるかわかりませんから(笑)

有為自然 150    老年とは 神が与え給う平安なのだ

 

  老年とは 神が与え給う平安なのだ

 

 f:id:uwisizen:20190829054031j:plain

 

 

今日で、ブログ150日目。

また、「ヨーコさんの言葉」を借りてきました。

 

『ヨーコさんの言葉』佐野洋子・文 北村裕花・絵 講談社 2015年)

 

子供をスイミング・スクールに 連れていったことがある。

   …

二、三十人いると、ぬきん出て才能のある子供が、一人いるのである。

   …

二、三十人いると、特別に才能に恵まれない子供が、

一人か二人いるのですね。

その特別と特別の間に、 凡庸という集団が ゾロリと存在する。

 

    運動・スポーツにおいては、

   「特別に才能に恵まれない子供」でした。

   「凡庸という集団」からも、大きくかけ離れていた。

   通知表は「1」か「2」のはずなのに、なぜか … 。

 

しわ、たるみ、しみなどが 花咲いた老人になって、 すごく気が楽になった。

もうどうでもええや、今から 男をたぶらかしたりする戦場に

出てゆくわけでもない。

世の中をはたから見るだけって、 何と幸せで心安らかで あることか。

老年とは 神が与え給う平安なのだ。

 

   バレンタインデーだって、気にする必要はなくなりました。

   「しわ、たるみ、しみ」 … 。

   ジジイたちの間にいると、見劣りしなくなりました。

   本当に「神が与え給う平安」だと思います。

 

このように、 私は何もわからない阿呆ですが、

どんなことがあっても、

戦争で若い奴らを殺したり 殺されたりしたくないと思います。

それで そのために何をしているかと 言われると何もしていません。

何もしていませんが、絶対に、 昔の国防婦人会の側に回らない、

淡谷のり子になる、 と固く決心しています。

   …

でも私、拷問になんかかけられたら ひとたまりもなく

寝がえるんじゃないかと心配で、 ねむれません。

何主義でも、私は私だよと 言えればいいんです。

 

   センゼンの世界や日本で抵抗した人々。

   本を読むたびに、自分にはできないなと思ってしまいます。

   だから、「平和なうちに」できることをやらなければ … 。

 

今日も「虎の威」ならぬ、

「ヨーコさんの言葉」を借りて、ブログを綴っています。

何度読んでも、面白いですね。

 

   141~150 記事一覧

 

141 「空き家問題」、あせらず「明るく陽気に いきましょう ♫」

142 20数年取り組んできたことが「絶滅種」「記憶遺産」になろうとしています。

143 車を運転してたらネコの死骸。よけると「なに煽ってんだ!!」という恐怖。

144 ウサギカメ、どっちの性格 ?  「火炎消火器」でした。

145 早朝の太極拳。 ついに「千日修行」を達成 !!

146 真夏の炎天下、エンストした車を後ろから押しました。教習所での体験です。

147  大学でも、何で「体育」の授業があるんだ!!と、思いました。

148 「夏祭り」の裏方、「初めてのお手伝い」です。

149 ツルや草木に覆われたラピュタの家」(空き家)が、切り払われました。 

150 老年とは、神が与え給う平安。 「ヨーコさん」の言う通りです。