新聞記者さんが 助けてくれました
新聞は、もう時代遅れになってしまうのか。
ときどき、そんな寂しさを感じます。
大きな紙面でさまざまな情報を提供してくれる魅力。
長年の習慣から、手放すことができません。
個人的には、民事訴訟で新聞記者さんに助けてもらったことがあります。
弁護士さんと二人で、訴訟内容を説明するために記者室へ行きました。
ローカル紙を中心に、わずか4~5社しか来ていません。
こんなに少ないのかと驚きました。
記者発表する、テレビのシーンの見過ぎです。
記者たちの中に、ぼそぼそと質問するローカル紙の若い男性がいました。
彼のことをあまり期待していませんでした。
ところが彼は、
このケースがいかに異例なのかを示す一覧表を記事に載せたのです。
その記事も、「証拠」の一つとして裁判所に提出しました。
それが、決定的な意味をもつことになります。
裁判は、和解ということで決着しました。
こちらの要求したように規則は改正されたからです。
しかし、慰謝料はもらえませんでした。
相手は、不法なことはしていないという主張なのです。
裁判費用は、ウン十万円かかりました。
初めての裁判です。
今でも、和解という結論に至った新聞記事の力に感謝しています。
そんな縁もあって、そのローカル紙を今も購読しているのです。
一宿一飯の恩義があるだけではなく、新聞の姿勢がとてもよいと思っています。
裁判については、そのうち書こうかなと思っています。
悔しさからと、何でも「有為」ということで、初めて裁判所に入ったのです。
* 種子をとるために、ノラボウを1株だけ残してあります。
花がいっぱい咲き、実がつき始めました。