高齢者の不安を煽る 〇〇サギと同じ ?
ボーハンカメラについて、
いろんな見方・考え方があることがわかりました。
駅前や商店街など「不特定多数の人々が行き交う場所」と
住宅地などのように人通りが少なく「個人が特定される場所」とでは、
プライバシー保護の観点から分けて考える必要がある。
「事件後の犯罪捜査に役立つ」ということと、
「犯罪を事前に抑止する効果がある」ということとは別のことだ。
「カメラに守られた安全」と「人に守られた安全」のどちらを選ぶか。
とんでもない人たちが権力を握って、
「監視カメラ」としての機能を利用したら … 。
公共の場所に設置するのは、住民自治会ではなく自治体の仕事ではないか。
高齢者の不安を煽って、高額なボーハンカメラを住民につけさせるのは、
「何とかサギ」と同じでは、という声まで出ました。
今住んでいるところは、市内でも犯罪や不審者情報が少ない地域です。
他の地域に先駆けて、
何が何でもボーハンカメラをつけなければならない状況ではありません。
なぜこの地域に設置しなければならないのか、
公的機関の職員や、防犯問題に詳しい学者の方も首をかしげていました。
いろいろ話し合っているうちに、ボーハンカメラの設置を
自治会に熱心に働きかけた自治会外の人たちがいることも明らかになります。
とにかく性急に結論を出すのではなく、
言葉通り「ていねいに」話し合うことが大切です。
ボーハンカメラが「唯一の解決策だ」として押し切るのは、最悪のことだと思います。
* 昨年の秋、地域の花壇の花を植え替えたとき、
まだブルーサルビアの花が元気でした。
もったいないので家に持ち帰り、庭の片隅に植え直したところ、
7株すべて冬を越しました。
まだ葉だけですが、元気に育っています。
これから咲くのが楽しみです。