ジョシコーキョーシの テンゴクとジゴク 話(3)
「世の中のオトコドモは、ジョシコーのキョーシというと、うらやましがる。
だが現実は、そんな甘いもんじゃない。
ジョシコーには、テンゴクもあれば、ジゴクもある」と、彼は言っていました。
バレンタインデーが、酷かった。
「格差」がすごいのである。
職員室に入ると、「例のもの」が積み上げられた机と、何も置かれていない机。
ウン十年前、コーコーの新設が相次いだ時代の話です。
キョーシの「大量採用時代」が始まりました。
その結果、コーコーに若いキョーシがあふれたのです。
ジョシコーは、もてるキョーシにはテンゴクであり、
人気のないキョーシ、嫌われ者のキョーシにとってはジゴク。
彼は、マジメ一筋。
ジュギョーも熱心。
大かたにおいては、生徒に信頼されたし、好かれてもいた。
だが、ジョセー心理がわからない。
暗い小中高校時代だったために、ほとんどジョシと話したことがない。
その結果、何が起きたかは、次回に話します。
キョーシの条件。
イセーを理解し、イセーと自由に会話できること。
「青年期の発達課題」の一つです。