合否判定会議で 大激論 話(12)
ニュースを見ていて、
「聖マリアンナ … 」から「不正マリアンナ … 」と連想してしまいました。
そこで、コーコーニューシのゴーヒハンテーカイギのことを取り上げて見ます。
Kセンセーの話です。
10月に中途採用されて、半年もたたない2月のこと。
コーコーニューシのゴーヒハンテーカイギ。
受験番号、国社数理英の5教科の点数、合計点を一覧表にした資料が、
ハンテーカイギに出されるそうです。
ゴーヒの議論の対象となるのは、
おもに「合格者数の前後」の順位のジュケンセー。
例えば、400人が合格だとすれば、合計点の順位が381~420番あたり。
400番内であったとしても、
英語や数学が0点やわずかの点数だった場合に、入れ替える。
当時は、そういうこともあったそうです。
ところが、彼が驚いたのは、上位100番程度のジュケンセーなのに、
中学時代の欠席日数の多さが問題になった。
まだ「不登校」が、それほど問題にならない時代の話です。
年配のキョーシが、「このセートは欠席が多いので、
コーコー生活は続かないだろう。
だから、不合格にした方がいい」と発言。
Kセンセーは内心、「冗談だろ」と思ったそうです。
そこで手を上げて、
「このセートが受験したということは、コーコーで学ぶ意志があるということです。
それなのに、欠席が多いからといって、不合格にするのはおかしい」と。
何人かの年配のキョーシから、「不合格」に同調する意見。
Kセンセーは、最後にコーチョーに向かって、
「もしこれが裁判になったら、コーコー側は負けますよ」と。
欠席日数が合否の基準に入ると、事前に明示されていないわけですから。
コーチョーは、元々、不合格にする気などなかったようです。
そのジュケンセーは、合格。
結果的に、問題になるような結論ではなかった。
しかもそのセートは、コーコーも卒業できたそうです。
現在のコーコーニューシでは、「問題用紙」の持ち帰りが認められ、
「情報公開制度」によって、
ジュケンセー自身が自分の得点を知ることができます。
上記のようなことはあり得ません。
Kセンセーの最初のドン・キホーテぶり。
彼にとっては、一生忘れることのできない会議になりました。
ジュケンについての話は、そのうちにまた。