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有為自然 298   合否判定会議で 大激論     話(12)

  合否判定会議で 大激論     話(12)

 

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ニュースを見ていて、

「聖マリアンナ … 」から「不正マリアンナ … 」と連想してしまいました。

そこで、コーコーニューシゴーヒハンテーカイギのことを取り上げて見ます。

 

Kセンセーの話です。

10月に中途採用されて、半年もたたない2月のこと。

コーコーニューシのゴーヒハンテーカイギ

 

受験番号、国社数理英の5教科の点数、合計点を一覧表にした資料が、

ハンテーカイギに出されるそうです。

 

ゴーヒの議論の対象となるのは、

おもに「合格者数の前後」の順位のジュケンセー。

 

例えば、400人が合格だとすれば、合計点の順位が381~420番あたり。

400番内であったとしても、

英語や数学が0点やわずかの点数だった場合に、入れ替える。

当時は、そういうこともあったそうです。

 

ところが、彼が驚いたのは、上位100番程度のジュケンセーなのに、

中学時代の欠席日数の多さが問題になった。

まだ不登校が、それほど問題にならない時代の話です。

年配のキョーシが、「このセートは欠席が多いので、

コーコー生活は続かないだろう。

だから、不合格にした方がいい」と発言。

 

Kセンセーは内心、「冗談だろ」と思ったそうです。

そこで手を上げて、

「このセートが受験したということは、コーコーで学ぶ意志があるということです。

それなのに、欠席が多いからといって、不合格にするのはおかしい」と。

 

何人かの年配のキョーシから、「不合格」に同調する意見。

Kセンセーは、最後にコーチョーに向かって、

「もしこれが裁判になったら、コーコー側は負けますよ」と。

欠席日数が合否の基準に入ると、事前に明示されていないわけですから。

 

コーチョーは、元々、不合格にする気などなかったようです。

そのジュケンセーは、合格。

結果的に、問題になるような結論ではなかった。

しかもそのセートは、コーコーも卒業できたそうです。

 

現在のコーコーニューシでは、「問題用紙」の持ち帰りが認められ、

「情報公開制度」によって、

ジュケンセー自身が自分の得点を知ることができます。

上記のようなことはあり得ません。

 

Kセンセーの最初のドン・キホーテぶり。

彼にとっては、一生忘れることのできない会議になりました。

ジュケンについての話は、そのうちにまた。