人生百年 有為自然

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有為自然 305   だったら やらなくていい   話(13)

 だったら やらなくていい   話(13

 

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リコンして、戸籍を旧姓に戻した場合、職場ではどうなると思いますか。

Kセンセーから、県立コーコー現場の話を聞きました。

 

ウン十年前の話。

リコンしても、管理職の了解を得て、

コセキがキューセーに変わったことを公にしなくてもいいように配慮されていた。

 

ジョセーキョーシのケースが多く、夫のセーのままにしておけた。

つまり、リコンという私的なことを、

セートや保護者や同僚に公開しなくてもよかった。

転勤した先の職場で、コセキセーにする職員もいれば、

ひきつづき元夫のセーのままの人もいた、と。

ただし、給料表などはコセキセーで処理された。

 

Kセンセーの同僚には、個性的な人が多い。

Aセンセーもその一人だ。

Aセンセーは自分が結婚するときに、

「リコンでは、コセキのセーが変わってもキューセーのままいられる。

だったら、ケッコンに際してもできるはず」と考えた。

 

「自分は、ダンジョビョードーを生徒たちに教えている。

しかるに、夫のセーが98%、妻のセーが2%という現実は、おかしい。

セーを一緒にしたいフーフは一緒にすればいいし、

それぞれのセーを名乗りたいフーフは、ベッセーを選択すればよい。

 

そのうちに、センタクテキフーフベッセーの制度が実現される。

だから、さしあたり自分はケッコンに際し、コセキは妻のセーにして、

職場では今まで通り、キューセーのままでいく。

新制度が実現したら、コセキもキューセーに戻す」と。

 

幸いなことに、管理職の了解を得ることができた。

 

ところが、予想外のことが起きてしまった。

 

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人事異動の新聞発表は、すべてコセキセー

Aセンセーは、キューセーを名乗ってガッコー生活を送っているのに、

セートも保護者も同僚も知らないコセキセーで新聞発表される。

転勤のときも、退職のときも。

つまり、Aセンセーは、

退職するまでの30年近く、どこに勤務しているのか「所在不明」のままだった。

 

また、通称でキューセーを使用している職員が管理職になる時には、

キューセーは使えず、コセキセーにしなければならなかった。

 

その後、県の規則が変わって、新聞発表も、管理職昇任に際しても、

通称(キューセー)使用が認められるようになったそうである。

 

「ケッコンしなくていい」というコッカイでのヤジ。

 

センタクテキフーフベッセーなど、グダグダ言うのだったら

「キョーシを、やらなくていい」というヤジが飛んできそうだ。

そんな気が、しませんか(笑)

 

「フーフドーセーを法律で強制している、セカイにただ一つのクニ」、

「ダンジョビョードーランキング、世界121位のクニ」のお話でした。