人生百年 有為自然

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有為自然 1082 修学旅行の風景が 目に浮かんだ  230527

   修学旅行の風景が 目に浮かんだ   230527

 

 

久しぶりにKくん(Kセンセー)から電話が来た。

いてもたってもいられなかったようだ。

以下は、Kセンセーの話。

 

「ニホンに住む人は、一度は広島や長崎の資料館を見学すべきだ」

それが信念だった。

だからクラス担任になるたびに、ヒロシマへの修学旅行を提案した。

一部のキョーシたちは、反対した。

スキー修学旅行にしたかったのだ。

昼間、スキーでセートを疲れさせれば、セートたちは夜ぐっすり寝てくれる。

セート指導が楽だからだ。

しかし、多くのキョーシは、ヒロシマへの修学旅行に賛成してくれた。

 

そうやって広島に行くことができた。

しかし、愕然とした。

セートたちは資料館に入るや、あっという間に通りぬけたのだ。

文字通り、スルーだ。

 

次の学年をもった時には、事前学習をしっかり行った。

社会科を教えているクラスは、自分の授業の中で。

教えていないクラスは、3クラスずつの修学旅行グループごとに、

体育館ヒロシマ原爆のことなどを事前にしっかり説明した。

現地では、被爆体験者の講演を3クラス一緒に聞くように設定。

当時、1学年12クラスだった。

人数が多すぎる(500人を越える)ので、二つに分けさらに出発を1日ずらした。

逆回りコースを設定し、3クラス(約150人)ずつ4グループに分けたのだ。

 

すると資料館で驚くべきことが起きた。

生徒たちが、なかなか出てこないのだ。

添乗員(旅行社の人)の方が、

「センセー、セートさんに何かあったんですか」と不思議がっていた。

入館する前に、被爆者の話を聞いたグループは、とくに出てくるのが遅かった。

コース設定の都合により、

資料館見学の前か後に講演を聞くという違いができたのだ。

とにかくセートたちは、資料をじっくり見学したのである。

 

 

今回のG7参加の首脳たちは、

あのセートたちに比べてどうだろう。

きちんと資料館の資料を見たのだろうか。

彼らの声明文を見て、呆れた。

スルーしたセートたちよりたちが悪い。

見たような顔をして、平然とカクブソーを宣言したのである。

カクハイゼツは、棚に置き去りにして。

 

核兵器禁止条約核兵器地帯条約には一言も触れない。

核兵器禁止条約の制定交渉会議の様子】

 

メディアは、G7ヒロシマビジョンを賛美している。

 

以上がKくん(Kセンセー)の話である。

彼は、ほんとうに怒っていた。

 

ところで、numapyさんのブログ、北海道から「薫風」が吹き込んできた。

 

それなのに、ヒロシマからは「きな臭さ」「うさん臭さ」が漂ってくる。

ヒバクチからカクブソー宣言と、シジリツアゲアゲ宣伝。

ヒバクシャが怒るのも当然だ。

このクニのタミの多くはセーケンの風に吹かれて、またまた踊るのか。

 

この間ずっと、ドクを吐けなかった。

久々に腐臭を放ってしまった(笑)

 

まとめ  ヒロシマ修学旅行のセートたちは、

     資料館の資料を真剣に見学していた。

     G7参加の首脳たちは、

     ヒバクチからカクブソウ宣言を発した。

 

* 昨日あたりから、☆の付け方が元に戻りました。

  ただクリックするだけになったのです。

  再び、これまでのようなめんどくさいつけ方に戻らないことを願うばかり。

  時間のムダですから。