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有為自然 599   テスト中の大事件 どうやって解決した ?  (108)

 テスト中の大事件 どうやって解決した ? (108)

 

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「センセー、あのクラスで、試験をうけたくない」

「なぜ ?」

 

Kセンセーから聞いた話の、つづきです。

 

ジョシセートが言うには、

集団でカンニングが行われているというのだ。

試験が始まるや否や、

ワーワー騒ぐ中、セートたちは答を教え合っている、と。

弱いクラス担任は、それを制止することができない。

一人のセートを注意していると、

他の場所にいるセートがカンニングし合っている。

そんな不正が行われているテストなんて、受けたくない、と。

 

当時、セートシドー主任をしていた。

ジョシセートの悲痛な声に、応えなければならない。

こんな状態を放置するわけには、いかない。

すぐ手を打たなければ。

翌日、朝からセートシドー担当のキョーシたちで話し合った。

 

放課後、そのクラスのセート全員を、教室に残した。

セートシドー担当のキョーシ7~8人が、クラスに入る。

机の列と列の間に、キョーシが一人ずつ立った。

教室の前にも、後にも。

突然、多くのキョーシが入って来たので、

セートたちは何ごとが起きたのか、静まり返る。

 

そして、教壇の前に立って説明した。

 

「昨日の○○科のテストの時に、やってはよくないことが行われました。

君たちが行ったこと、見たこと、聞いたことをそのまま正直に書いて下さい。

実名も入れて下さい。

センセーたちが、机と机の間に立っています。

キョロキョロすることはできません。

誰が何を書いたかは、わからないようにします。

安心して、正直に書いて下さい」と。

 

セートたちはいっせいに、白い用紙に書き始めた。

しばらくしてから、回収。

セートは、そのまま待機。

セート同士、私語をさせない。

数人のキョーシが監督をつづける。

 

一方、別室で、生徒たちが書いた中身を確認。

出るわ、出るわ。

誰と誰が、カンニングしていたと。

正確な数字は覚えていないが、10人前後の名前が出てきた。

 

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名前のあがったセートたちを、次々と一人ずつ分けて呼び出した。

数人のキョーシが、それぞれ違う部屋でセートの話を聴く。

書かれたことをヒントに、事実の確認を行う。

テスト中に何をしたか。

こちらは、本人が自発的に言うまで待つ。

誘導尋問のようなことは、絶対にしない。

 

他のセートのことを口にしたら、そのセートにも確認する。

彼らが別々に話した内容が、すべてつながった。

記名されたセート全員が、カンニングを素直にみとめたのである。

 

その間に、教室に残ったセートたちを下校させた。

カンニングをしたセートたちには、次のように話した。

 

「これからショクインカイギで、

君たちに対してどう指導するかが話し合われる。

保護者に対して各自、自分の行ったことと、

ガッコーから呼び出しがあることなどを話しておきなさい。

連絡するので、自宅で待機すること」。

一人一人、また別々に下校させた。

 

ショクインカイギで、話し合いが行われ、次のようなことが決められた。

カンニングしたテストの点数は、無効。

そして「○日間の、学校謹慎」

そのクラスだけ、全員がその教科のテストをやりなおした。

 

キンシン中、セートは別々の部屋で指導される。

出された課題の自習と、反省文。

個別のカウンセリング。

そんなこんなで、集団カンニングの事件は片づいた。

 

さて、Kセンセーと、眼を飛ばしたセートとの関係は、

その後どうなったでしょうか ?

 

つづきは、近いうちに。