パスポートのサイン 間違えたら … 話(14)
キューセー使用すると、どういうことが起きるか。
Aセンセーは、新しいセー(妻のセー)に慣れないので、
いろいろなことが起きたそうです。
パスポートを申請した時、うっかりキューセーでサインした。
「すみません、書き間違えました」
すると、「書き直してください。ただし、もう一回、お金は払ってください」
エーッ。
自分のサインを書き間違える人間なんていない !!
それが係の人の「建前」なのです。
Aセンセーは、倍のお金を払ってパスポートを取得したそうです。
自分が間違えたとはいえ、
2倍払わされたことが非常に悔しかったそうです。
銀行や病院でも、「Aさ~ん」と何度も呼ばれても、気づかない。
「そうか、俺のことか」と、慌ててしまう。
なかなか新しいセーに慣れなかった、と。
Aセンセーは、「リョーセーのビョードー」の授業で「自分」を教材にした。
自分の「運転免許証」をセートたちに見せる。
前列のセートたちが、「エエーッ!!」と驚き、騒ぐ。
まん中の席ぐらいまで進んで、見せる。
写真は目の前のセンセーと同じなのに、セーが違っている。
Aセンセーが「なぜだと思う?」と問うと、
セートたちの一人が、答えた。
「センセーって危ない人?」
どっと、笑いが起きる。
たしかに危ない人かもしれない(笑)。
ジュギョーの感想で、
「センセーって、〇〇かと思ったのに。残念」というセートもいた。
なるほど。
ジョセーがセーを変えるのは普通だと思っていたけど、
「2%」のダンセーの体験を聞くと、ウ~ンと思ってしまいます。
皆さんは、どう思われますか ?
「こんなことを教室でセートに話すキョーシなんて、とんでもない。
やめてしまえー !!」
と、あのコッカイギインがヤジを飛ばす ?
まあ、彼も退職しましたけどね。
でもこのように、ケッコンして、
妻のセーになったダンセーが「2%」いるんですよね。
自分のセーを名乗りつづけたいというダンジョは、世の中にいます。
少数の人たちの存在を大切にする。
そんな社会であってほしいですね。
「50%」近くなければ、「ダンジョビョードー」とは言えないんじゃない ?
そういうお前はどーなんだ ? という声が聞こえて来そうです。