人生百年 有為自然

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有為自然 551   草まんじゅうの ハンニンが わかった !!

 草まんじゅうの ハンニンが わかった !!

 

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小さな広場の草を、ボランティア仲間6人で刈った。

ところが、刈った草を入れる袋がない。

休日明けに、市役所にもらいに行った。

その後も雨がつづいたので、草を片づけることができない。

 

ゴミ収集日が近づいたので、見に行く。

刈った草が、ほんの少し積み上げられていた。

草まんじゅうである。

小さな円墳のような形だ。

 

マズイ。

近所の人が、

「刈った後、片づけもしていない!!」ということで積み上げたに違いない。

乾かすためにもう一度、草を広げる。

ところが臭う。

 

そこで、広場の両隣の家に挨拶に行く。

「雨のため、草を片づけることができませんでした。

明日の午後には、片づけますので。

少し臭いますが、すみません」と。

 

すると、二軒目の人が、

「子どもが、草を積んで遊んでましたよ」と。

子どもだったのか。

小学生の子どもたちに違いない。

 

翌日、行って見ると、いたいた。

草を積んだ「ハンニン」が、3人。

またしても、積んでいる。

 

「こんにちは。これから、草を片づけますから」と挨拶した。

3人とは、

5歳の女の子と、1歳5か月の男の子、そして若いお母さん

広場の前に住んでいて、

子どもたちの遊び場として、広場をよく利用しているそうだ。

なるほど、ちっちゃな子どもたちの遊び場だったのか。

安心した。

 

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熊手で草をかき集める。

女の子に「使ってみる?」と言うと、ためらって後ずさり。

熊手をおいて、袋に草を詰め始めると、

女の子が熊手を使い始めた。

お母さんも、草を詰める手伝いをしてくださった。

引っ越してきて、まだ6年とのこと。

 

子どもと母親が帰った後は、一人で作業。

いつものように5~6人の作業なら、20分もあればすむ。

ところが1人なので、2時間近くかかってしまった。

 

先週まで広場は、伸び放題になっていた。

草を刈ってあげて、本当によかった。

これからも、やりがいがある。

 

また1人、いや3人、団地の知り合いができた。

すがすがしい気持ちになった。