カノジョ 「まだら〇〇」なのよ
皆さまへ。
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ご容赦ください。
3月末に一人で、バス停近くの地域花壇の草取り。
そこに、老人会の◆◆さんが通りかかり、
「いつもここを通るのに、草を抜かなかった」と言って、
一緒に手伝ってくださいました。
作業しながらの会話。
「先週、老人会の花見があったのよ」
「エッ、明日じゃなかったんですか ?」
草取りのあと、老人会の班長さんに電話しました。
「花見、明日じゃなかったんですか ?」
「明日ですよ」
「○○さんが、先週、もうやったと言ってました」
「あれは、別な集まりの花見。
○○さんはね、2~3年前から、まだら〇〇なのよ」
◆◆さんが認知症を発症しているようには、見えませんでした。
彼女はおだやかで、いつもの通りだったのです。
「明日は、わが身」かと思うと … 。
そして翌日、近くの公園で老人会の花見。
毎年恒例なのですが、昨年はコロナのために中止。
今年は、密を避けての集まりです。
どこかの「昼カラオケ」とは違います。
会長さんが短い話をしました。
密にならないこと。
シートをしかないこと。
そのまま帰宅してもいいこと。
そして、弁当とお菓子が配布されました。
老人会園芸部がつくった、道路沿いの「キエツの花壇」の評判は上々。
ビオラが元気に咲き、当日はチューリップの花弁はまだ落ちていませんでした。
後日、花びらが散ったので、すべての芯を摘みました。
花見は、記念写真をとるだけで解散。
ほとんどの人は、弁当を持ち帰りました。
自分も、その一人です。
数か月ぶりに会って、笑顔であいさつしあっただけです。
97歳の△△さんを見守りながら、一緒にゆっくり歩いて帰りました。
家まで700メートルぐらいは、あるでしょうか。
道路わきに咲いた花の名を一つ一つ言いながらです。
サクラソウ、ハナニラ、チューリップ、ツユクサなどが咲いていました。
彼女は、亡くなった父と同い年。
しっかりした歩きと、はっきりとした会話。
先日も、集会所前の花壇の草取りを、一人でやっておられたと聞きました。
彼女にはいつまでも、お元気でいてほしいと思っています。