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有為自然 669  カノジョ 「まだら〇〇」なのよ

   カノジョ 「まだら〇〇」なのよ

 

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 3月末に一人で、バス停近くの地域花壇の草取り。

そこに、老人会の◆◆さんが通りかかり、

「いつもここを通るのに、草を抜かなかった」と言って、

一緒に手伝ってくださいました。

 

作業しながらの会話。

「先週、老人会の花見があったのよ」

「エッ、明日じゃなかったんですか ?」

 

草取りのあと、老人会の班長さんに電話しました。

 

「花見、明日じゃなかったんですか ?」

「明日ですよ」

「○○さんが、先週、もうやったと言ってました」

「あれは、別な集まりの花見。

○○さんはね、2~3年前から、まだら〇〇なのよ」

 

◆◆さんが認知症を発症しているようには、見えませんでした。

彼女はおだやかで、いつもの通りだったのです。

「明日は、わが身」かと思うと … 。

 

そして翌日、近くの公園で老人会の花見。

毎年恒例なのですが、昨年はコロナのために中止。

今年は、密を避けての集まりです。

どこかの「昼カラオケ」とは違います。

 

会長さんが短い話をしました。

密にならないこと。

シートをしかないこと。

そのまま帰宅してもいいこと。

そして、弁当お菓子が配布されました。

 

老人会園芸部がつくった、道路沿いの「キエツの花壇」の評判は上々。

ビオラが元気に咲き、当日はチューリップの花弁はまだ落ちていませんでした。

後日、花びらが散ったので、すべての芯を摘みました。

 

花見は、記念写真をとるだけで解散

ほとんどの人は、弁当を持ち帰りました。

自分も、その一人です。

数か月ぶりに会って、笑顔であいさつしあっただけです。

 

97歳の△△さんを見守りながら、一緒にゆっくり歩いて帰りました。

家まで700メートルぐらいは、あるでしょうか。

道路わきに咲いた花の名を一つ一つ言いながらです。

サクラソウハナニラ、チューリップ、ツユクサなどが咲いていました。

 

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ハナニラ

彼女は、亡くなった父と同い年。

しっかりした歩きと、はっきりとした会話。

先日も、集会所前の花壇の草取りを、一人でやっておられたと聞きました。

彼女にはいつまでも、お元気でいてほしいと思っています。