アラ〇〇の 手習い!! 股関節 腹式呼吸
この年齢になって、初めて知ることが多い。
まず「股関節」というものを、これまでわかっていませんでした。
もちろん「コカンセツ」という言葉は、やたら耳にしていました。
しかし、どういうことなのかは、全く理解していなかったのです。
腰痛治療の整骨院の先生から、
前屈するとき、
背筋を伸ばして股関節をきちんと折るように言われました。
そうやってみると、腰痛の痛みがほとんどありません。
これまで前屈しても、手の指先は床からうんと上の方に。
ところが股関節を意識して曲げると、もうちょっとで床に届きそうなのです。
前屈とは、股関節のところで前に折ることだったのか。
「腹式呼吸」も、わかっていませんでした。
いつも「フクシキコキュウ」と言われ続けてきました。
だけど、さっぱりできないのです。
今は前屈するとき、思い切り横隔膜をあげるようにしています。
そして深呼吸する時も。
吐くときに、お腹をふくらます。
太極拳もこれだ、と思ってしばらく続けました。
すると「逆腹式呼吸」と出ているではありませんか。
愕然。
ウソだろ~う!!
股関節を意識し、腹式呼吸することで腰痛がなくなり、
歌う時、声が響くようになりました。
早く知っていれば、もっといい人生を送れたにちがいない。
いや、「アラセブの手習い」だと思えばいいのです。
今ごろになって、知る喜びを感じています。
ですから「腰痛もまた塞翁が馬」です(笑)。
股関節や横隔膜を「意識」した生活から、
やがて「無意識」の生活へ。
これぞまさに「有意」自然から、
「無意」自然に達する境地なのでしょう(笑)。