消防車がやってきた!! 喜ぶ子どもたち
この団地のどこに、こんなに子どもがいたのだろう。
集会所前の広場での、「ちょこっと防災訓練」。
消防車といっしょに、消防士さんも来て下さっての防災訓練。
消火器訓練の希望者をつのると、次々に子どもが出てきます。
20名ぐらいにはなるか。
「火事だぁ~!!」と叫ぶ。
火の近くまで、消火器をもっていく。
ピンを抜く。
ノズルをもち、ノズルを火に向ける。
レバーを握って、水(訓練用)を発射する。
若い消防士さんが、消防服に着かえる訓練も見せてくれました。
防火服・防火帽・防火手袋・防火靴・防火フード …
「50秒位以内」が目標。
若い消防士さんは、「44秒」で達成。
見学者から拍手がわきます。
防炎マスク・酸素呼吸器もつけてみせました。
子どもたちはその後、消防車に乗って、ハイパチリ。
消防服を着てみる子も。
今年1月に発足した自主防災組織の、初めての「ちょこっと防災訓練」です。
自治会主催の地域清掃デーの、
始まる直前の「30分間」を利用しました。
子どもたちと一緒に、若い親たちの参加も多くみられました。
担当された消防士さんの言葉。
「私は○年間、地域防災の部署で仕事をしてきました。
こんなに多くの方が参加された地域の防災訓練は、初めてです。
涙がこぼれそうになりました」と。
大成功でした。
地域清掃デーへの参加者は、百八十名を越えました。
昨年は、百六十余名。
「ちょこっと防災訓練」があったから、増えたのでしょう。
久々に、明るい地域行事となりました。
私は、もっぱら声をあげての誘導係。
「参加される方は、こちらに来てください」と。
思わず、人前で大きな声を出してしまいます。
これも職業病です。
【今回の企画がうまくいったポイント】
・ 防災訓練という単独行事ではなく、人が集まる地域清掃デーに合わせた。
・ 30分限定の短い時間にした。 きっちり時間を守った。
・ 消防車が来て、消防士さんが指導して下さった。
・ 子どもたちの活動を中心においたので、若い親世代の参加が増えた。
高齢世代の多い団地にとっては、若い世代の参加は重要。
なおこの企画は、私のアイデアではありません。
元防災関係に勤めていた、自主防災組織のメンバーの発案です。
さすがですね。
私は、足のむくみのために殆ど清掃作業にも参加していません。
「口先オトコ」の一日でした(笑)。