エビで タイを釣った ? 221027
電話が鳴りました。
受話器をとると、
「〇〇です。玄関の前にいます」と。
出て見ると、○○さん。
「これ、どうぞ」と。
小田原の鈴廣のカマボコです。
箱根に行った帰りのお土産とのことでした。
○○さんは、クーポン券を出して、
「これを使ったのだから、カネはかかっていませんよ」と。
彼は、今年85歳か86歳。
現在も現役で働かれています。
「かつて手作業で製図を作成していたけど、
パソコンで作業をやることにうまく乗れたから、
今も仕事することができる」と。
土日のボランティアにも、積極的に参加されます。
草刈り・剪定、自治会、自主防災などなど。
何て、さびしい人生なんだろうね」
「戦時中、隣組でほんとうにイヤな思いをした」
これまでに奥さまを連れて、ハワイや日本各地を旅行されています。
そのときの写真を見せてもらったことがあります。
わが地域でダイヤモンド富士を見ることのできる日時も計算。
いつも笑顔。
わが地域の宝です。
「○○さんみたいに、いつまでも元気に前向きに取り組んでいきたい」
みんな、彼に励まされて、いろいろやっています。
そうそう。
エビでタイを釣った話。
田舎に帰ったお土産に、田舎のお菓子を○○さんにほんの少し持って行ったのです。
ところが、鈴廣のカマボコが返ってきました。
今日は、「エビでタイ」ならぬ、
「カシでカマボコ」という話でした(笑顔)。