人生百年 有為自然

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有為自然 645  カイチョーへの道

  カイチョーへの道

 

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今話題のゴリンカイチョーの話ではない。

鈴々舎馬風の落語「会長への道」でもない。

 

実は、わが自治会の来年度の役員決めの話である。

来年度の新役員候補 10余人が集まった。

各自、どんな役を分担したいか、発言することから始まった。

 

どういう結果になったでしょう ?

ジジイは、どういう気持ちで臨んだか。

 

わが自治会の役員は、1年ごとの輪番制で、総入れ替えである。

そのため、年度によっては会長がなかなか決まらず、

くじ引き・ジャンケンで決まることもあったという。

やむなく引き受けたジョセーが、

家に帰るとオットから「何で引き受けたんだ」と怒られる始末。

そのことを涙ながらに話していたと聞いた。

役員になることがイヤで、退会する人もいるという。 

 

そんなことが起きないように、

自治会のあり方を考える会」をつくり、2年前から話し合ってきた。

 誰もが、気楽に役員を引き受けることのできる自治会。

コロナで中断したために、来年も引き続き検討していく。

 

花植えボランティア、

広場の草刈り、通路の樹木剪定ボランティア、

そして自治会のあり方を考える会」

現在、この3つのまとめ役をしている。

 

この数年の間に、

知っている人は知っているが、知らない人は知らないという、

ちょっとした「地域のユーメージン」になってしまった。

 

カイチョーに推されるのは、まずい。

下手に引き受けると「やりたがり」と思われ、かえってやりにくくなる。

ボランティアのあとの飲み会では、

「議員にでもなるつもりじゃないの」と、笑いながら言われたこともあった。

そんな気は、さらさらない。

 

3つのまとめ役だけでも、大変である。

何としても、「カイチョーへの道」を避けなければならない。

 

現カイチョーからは、「○○さんが98%、カイチョーになるよ」と言われた。

ボランティア仲間も、「○○さんがなるに決まっている」と。

この1カ月間、どうやって「カイチョーへの道」を回避するか、

考え続けてきた。

 

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そして、役員決めの集まりが開かれた。

幸いなことに「フクカイチョーなら引き受けていい」という人が、

自分も含め3人、名乗り出た。

その中からカイチョーと、フクカイチョー2人が決まった。

 

もちろん、自分はフクの方である。

サブの立場で、自治会改革をひきつづき推進していくことができる。

一番よいポジションだ。

これで、ゆっくり眠れる。

 

ところで、今回のゴリンカイチョー交代劇、

どうお思いになりました ?