公的支援を受けることができない !! 「65歳」の壁
221113
まず、昨日の「クエスチョン」に対する答えです。
◎ 同室介護の問題点は ?
排ベン。
アイカタはギソボ・ギボ・ギフ3人の介護経験から、
自分で始末して、ビニール袋に入れてくれる。
おかげで、自分はほんとうに助かっている。
しかし実行中、自分は別室へ。
長期の病気で排ベンのリズムが完全に狂っているから大変。
ベンピが未だ解消されていないのだ。
真夜中の排ベンの際は、自分は1階の居間で寝袋。
終了後、最初にやることは、換気。
息を抜くのではなく、息を吸うことができない。
◎ ストレッチャー付き介護タクシーの運賃は ?
タクシーの方が2人で来て、家の中の急階段をひきあげて2万円越え。
次回の通院は片道2万円弱、往復で4万円近い。
3つの科にかかっているが、2つの科に1度ずつ通院が予定されている。
退院と2度の通院で、なんと10万円ちかくになる。
10日間の入院費用約12万円に迫る勢いである。
これからも、3つの科にそれぞれかかるたびに、
往復3~4万円の介護タクシー代を払うのか。
たまったものではない。
まさに湯水のごとくカネが出ていくのだ。
近所の方から地域包括支援センターに相談することをアドバイスされた。
早速、電話して行った。
ところが、65歳未満は「特定疾病」がなければ「介護保険」の対象ではない、と。
アイカタは、65歳未満。
今回の場合は、「骨粗しょう症による骨折」という医者の意見書がなければダメ。
病院に問い合わせると、意見書は書けないとのこと。
包括支援センターの話では、65歳に達していれば「骨粗しょう症」でなくても、
立ちはだかる「65歳」の壁。
病院は、骨粗しょう症の検査をしていない。
ダメもとで、
これからの2回の通院の時に骨粗しょう症の検査をしてもらえないかとお願い。
すでに予約が一杯であり、ムリだとのこと。
医師は、近所の医院でできないかと。
その医師は、まだ会ったことのない整形外科の医師。
それができるぐらいなら頼まない。
医者や病院にもいろいろ都合はあるだろうけど、
介護のことなど全く考慮せずに退院なのかと思ってしまう。
彼は医療以前のことを考えて、水路建設に取り組んでいたのだ。
検査に行くとしても、そのたびに介護タクシー代3~4万円。
「安静」を指示され寝たきりの患者。
身体への負担は極めて大きい。
そこで、訪問医療を専門としているクリニックに打診した。
「患者の自宅での診断はできませんか」と。
やはり来院しての検査。
ただし、ストレッチャーで運ばれてくるような患者を測定する機器はない、と。
いろいろ親切に相談に乗っていただいたことには、感謝したい。
結局、あれこれ当たったがダメだった。
そんなわけで今のところ、公的支援を受けることはできない !!
セーフの言う「公助」に頼るな、
「自助」努力せよ、とはこういうことだったのか。
これは、どうみても「放置」である。
♫ これが二ホンだ ~ 私のクニだ ~
あまりにもひどい現実なので、思わず笑ってしまう(笑)。
でも、いつか ♫ 黒い霧を ~ 吹き飛ばしたい ~
♫ このやるせない モヤモヤを だれかに告げようか ~
* 慌ただしすぎるので、もっぱら発信中心になっています。
どうかご理解ください。
この「介護日記」は、自分のための備忘録。
同時に、これから介護に向き合われる皆さんの参考になればとも思っています。
これは「シクジリジジイ日記」ですから。
私のグチを読んで下さる皆さんに感謝しています。