人生百年 有為自然

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有為自然 1054 父の命日 永遠のテーマ「 父と子(息子)の対立」 230407

  父の命日  永遠のテーマ父と子(息子)の対立」  230407

 

 

また今年の4月も、父の命日がやってくる。

 

酒さえ飲まなきゃ、いいオヤジ … だった。

ほんとうに。

飲み過ぎが原因でになり、70代半ばで亡くなった。

 

自分は、父の気質をそっくり受けついでいる。

短気、気性の激しさ、神経質 … 。

父とそっくりな気質を呪ったこともある。

 

ただ、真逆の性質も併せもっている。

呑気、穏やか、鈍感 … 。

これには助かっている。

まさに「二重人格」だ。

 

父にあって、自分にないものは、

 

スポーツ万能、体力、筋力、

器用さ(木工・竹細工など)、

魚釣り(海釣り・川網・ウナギ捕り … )、

囲碁(めっぽう強い)、

鋭い勘、

端正な顔 … 。

うらやましいことばかりだ。

 

父から受け継いだものは、

 

正義感、企画力、率先遂行能力、発言力 … 。

これは、感謝である。

 

 

父に教えてもらった言葉は、

 

「義を見てせざるは、勇なきなり」

「為せば成る 為さねばならぬ何ごとも

成らぬというは 人の為さぬなりけり」

 

父から受け継がなかったものは、

 

酒癖の悪さ、

家計を顧みない、

誰とでも人間関係を結べない、

社会的政治的批判精神がない、

論理的思考力が弱い、

戦前の価値観が残っている、

出世志向が強い … 。

 

父との違いは、

 

健康に留意し健康寿命を目指していること、

ボランティア活動などで地域の人々と人間関係をもっていること、

社会的政治的批判精神、

論理的思考力 … 。

 

若い時期、ずっと父との対立が続いた。

自分は、男の子をもちたくないと思った。

自分たち父子の再現になることに、恐怖を抱いたからだ。

そのせいなのか、自分に子どもはいない。

 

 

イカタが父のことを尊敬してくれた。

それ以来、自分も父に対してやさしくなった。

父が亡くなる前には、ぶつかることは全くなくなった。

ほんとうによかった。

 

父の命日を前にして、父との共通性や違いを考えてみた。

自分も次第に、父の亡くなった年齢に近づいている。

 

まとめ  4月に、父の命日がやってくる。

     父と自分の共通性と違いを、いろいろ考えてみた。

     次第に父の亡くなった年齢に近づいている。