○○頭をたたいてみれば 頑迷固陋の音がする 240714
やっとの思いで、
慣れてきたと思ったら、
世の中は、もはやユーチューブとティックトック … なのだ、と。
時間の流れが速い。
今年初め、Ｘのやり方を相談したら、
「もうＸは、古いよ。
やっているのは、中高年。
若者は、動画の時代だよ」と。
この七夕の「祭り」で、いやというほど身にしみた。
動画で若い世代の人気をかっさらった人間が出てきたのだ。
そんな騒ぎの中、人生で初めて「神輿担ぎ」を手伝った。
これは、従来の古臭いやり方だ。
土砂降りの中での作業。
猛暑の中、汗だくでの仕事 … 。
まったく時代遅れだ。
しかし、祭りの「裏方」の一端を始めて見ることができてよかった。
年配者たちが黙々とやっている。
それだけに、時代の移り変わりの速さを痛感した。
ざんぎり頭をたたいてみれば、
文明開化の音がする
ちょんまげ頭をたたいてみれば、
頑迷固陋の音がする
これまで、時代遅れの男でいいと思ってきた。
ことごとく、世の中の流れから遅れてのスタートだ。
そんな頑迷固陋を、
自分の個性の一つだと居直っていたのだ。
こういう姿勢が、世の中の危うさを招いたのかもしれない。
グループラインについての言葉が、胸につきささる。
「あなたはいいかもしれないけど、
みんなが迷惑するのよ」と。
反省しきり。
七夕祭りは終わった。
どこからか、替え歌が流れてくる。
♫ ファイト！！ 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト！！ 暑い日の中を
汗かきながら のぼっていけ ～
