人生百年 有為自然

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有為自然 1090  浦島ジジイ 心が穏やかになる   230611

  浦島ジジイ 心が穏やかになる   230611

 

 

20年ぶりに眠りから覚めた。

この歳月で、こんなにも変わってしまうものなのか。

日進月歩、いや秒進分歩だ

この間、世の中の人たちはこの快適さを享受していたのだ。

頑迷固陋は、やっぱり遅れてしまう。

前のものだって、「当時、最新の技術」だと驚いたのだが。

 

スタートするときのバックは、振り向かなくてもモニターできれいに見える。

が静か。

アクセルがやわらかい。

ハンドルも小回りがきく。

180度の方向転換も、スムーズ。

 

加速が素晴らしい。

こういうことだったのか。

 

これまで乗っていた20年前の車は、いつも後ろからせっつかれる感じがしていた。

バックミラーを見ると、ジョセー。

「何だ、コイツ煽っているのか」と思った。

違うのだ。

加速が簡単なので、すぐ追いつかれるということがわかった。

そういうことだったのか。

 

いったん加速すると、電気モーターで走る。

ちょっとした坂道の上りだって。

前の車は、ハイブリッド車の先駆け的な車だった。

あれから20年、技術の進歩はすごい。

今回の車は、ガソリンで走るよりも電気で走る割合が圧倒的だ。

買い物や通院などで近所を走るだけだが、

燃費はキロ当たり約20キロ。

 

バック駐車が楽になった。

前の車の時は、大の苦手だった。

周りの車を見ると、みんな真っ直ぐ入れている。

自分はどこまで不器用なんだと、情けなく思っていた。

今度の車は、モニターに車の位置と安全ゾーンがきちんと出てくる。

メチャクチャ簡単になった。

 

 

運転席が高い。

よく見える。

圧迫骨折のアイカタも乗りやすい。

 

夕方や雨の日になると、ライトが自動的に点灯する。

 

コーティングがすごい。

洗車しなくても、雨で汚れが落ちるのだ。

「汚れを落とすときは、必ず水で洗い流してからにしてほしい」とのこと。

今までガソリンスタンドで洗車する習慣がなかった。

近いうちに、コードレスのハンディな高圧洗浄機を買うことにした。

例のCMのヤツ。

 

運転がやわらかい。

走り終わって、心が落ち着く。

気持ちがとにかく爽快になる。

これまでは、イライラしながら走っていた。

電気自動車はもっと、気持ちがいいに違いない。

 

心の落ち着きを確認するかのように、

スウィッチを切ると、「エコ運転の採点」が毎回表示される。

だいたいは90点~、80点~、悪くても70点~ 。

文章表現の評価も。

「やわらか」「穏やか」「素晴らしい」「安定」などの言葉が毎回出てくる。

 

唯一の欠点は何か。

まだガソリンも使っていること。

自分の資力と、屋根の太陽光パネルの枚数の少なさでは、

ハイブリッド車にするしかなかった。

 

 

またわが家の欠点は、駐車スペースが狭すぎること。

駐車のとき、警告音のピーピーが鳴り続ける。

前進駐車である。

ドアが壁に確実にぶつかる。

右ドアから出るので、細い身体をさらに細くして出る。

左側のタイヤが、

駐車スペースにある水道メーターの蓋の上に乗ってしまうからだ(笑)

 

まとめ  20年の歳月は、車の技術を進歩させた。

     運転するたびに、心が穏やかになる。