人生百年 有為自然

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有為自然 1239 「1年半待て」 いつのまにか「第3幕」   240807

  「1年半待て」 いつのまにか「第3幕」    240807

 



軽く考えていた。

1年もたてば、元の状態に戻るだろうと。

だから花見にも行ければ、

ちょっと外食するぐらいできる、

伊豆の温泉にも行けるだろう、と。

 

何でも、目標を定めるのが好きだ。

楽天的だからかもしれない。

これは40年近くの間に身についた「職業病」である。

「職業病」の話は、そのうちに。

 

全くの思い違いだった。

人間の身体は、使わなければすぐダメになる。

元の状態に戻すには、何倍もの時間と労力がかかるのだそうだ。

 

訪問リハビリの方が、アイカタの歩く姿を見て言われた。

 

「足を横に開いたまま歩いていますね。

倒れないか心配だからです。

高齢者に多いんですよ。

しかし、基礎がしっかりしています。

寝たきり状態から、ここまで回復する人は珍しいです。

あとは外に出て歩く練習をすれば、大丈夫です」

 

ただ猛暑が過ぎるまでは、外に出ることができない。

狭いわが家の中で、リハビリに努めるしかない。

 

イカタは、徹底した食事管理で糖尿病を克服した。

完全断酒で、肝臓の数値も元に戻った。

室内での歩行リハビリにも余念がない。

あとは、外に出て歩行するだけである。

 

自分も足の指に力を入れることを意識して、歩行するようになった。

おかげで、足萎えの状態はなくなった。

あとは筋力をつけることだ。

 

訪問リハビリの開始。

こんな状態で、わが家は7月から「第3幕」に入ったのである。

 

今度は「1年半まて」。

それぐらいのつもりでいよう。

 

「1年半まて」と言えば、松本清張か。