人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 1199 「○○さんはダメだな ~ 」 腑に落ちる言葉  240301

 「○○さんはダメだな ~ 」 腑に落ちる言葉  240301

 

 

米寿の祝い。

プレゼントを何にするか、迷いに迷った。

「花がいいんじゃない」と言われたけど … 。

ホームセンターをハシゴして、光触媒フラワーを見つけることができた。

ホッとする。

 

祝う会の準備協力をお願いするメールを、事前に出しておいた。

「お祝いの文字を書いていいよ」という連絡が入った。

結局その他の鮨・酒類の買出し司会も、一人でやることになってしまった。

 

会終了後、残った3人。

片づけたあとで飲みながら、リーダーに言われた。

「○○さんは、割り振りがヘタだな~。

みんなに振らなきゃ~。

頼まれれば、やってくれる人たちばかりなんだから」と。

 

どうもダメである。

「やっていいよ」と自分から言ってくれなければ、全部自分でやってしまう。

長い間の「ヒラ人生」で身についてしまった習性である。

上に立って仕事をしたことのある人たちは、

采配をすることがうまいんだなとつくづく思った。

 

ところで、2月は逃げる ?

いやいや、ひたすら追いかけていた。

 

築地に初めて行った。

横浜へは、2回も(笑)

米寿の会もやった。

会報づくりも手伝った。

現在、新しいことに挑戦中である。

いったい、何 ?

 

さあ、今日から3月。

やらなければならないことは、山積みだ。

確定申告もまだやっていない。

裏金事件で、馬鹿馬鹿しくなっているのだ。

還付金請求だというのに(笑)

 

まとめ  仕事の割り振りがヘタだ。

     ヒラ人生で身につけた習性か。

     「2月は逃げる」どころではなかった。

有為自然 1198 プレゼント渡すの 忘れた ~ !!  240226

  プレゼント渡すの 忘れた ~ !!  240226

 

 

鮨のテイクアウト店から、

12人分の鮨を買って集会所へ。

ところが、もうみんな集まっている。

4時はまだだというのに。

 

 

ドアを開けた途端、

「もうみんな集まっているよ!!」。

「3時前から待っている!!」と。

いつもの女性による、言葉のシャワー。

大洪水になりそうだ。

 

「ちょっと待ってください。

今、鮨の買出しに入って来たばかりです。

これからビールも買いに行かなければならないので」と。

 

とにかく、ふすまを開けると、すでにボランティアの仲間が8名集まっている。

「申し訳ありません。

雨が降ったので、

4時からの懇親会に間に合うようにと準備していました。

今から買出しに行ってきますから、

Tさん提案のことを話し合っていてください」と。

 

「3時からゴミ拾い、4時から懇親会」の予定でした。

「雨天」のときのことについて、メールには書かなかったのです。

まさか、雨天なのに3時前に集合するとは。

 

そして再び買出しへ。

米寿の祝いを中心とした懇親会を、4時ぴったりに開始。

司会もやらなければならない。

 

 

集会所には、Wさんが毛筆で、

「Sさん 米寿 おめでとうございます」と書いた紙が貼られていた。

別な女性が、手製のおでんを作ってもってきていた。

感謝。

孫がインフルエンザになっているという女性は、

ウィンナーを炒めて出してから、すぐに帰宅した。

 

米寿のSさんのお祝い。

Sさんに、これまでの人生をいろいろ話してもらった。

そしてみんなからも、

Sさんに一言ずつお祝いの言葉を言ってもらう。

 

6時に「おわった~」と思っていたら、

床の間にお祝いの包みが置いたままである。

 

「アッ、プレゼントを渡すのを忘れていた!!」

まだ集会所に残っている人に包みを見せたあと、

Sさんのご自宅へダッシュ

自分一人でお祝いの品を渡してきた。

イカタが、苦労してラッピングしてくれたものだったのだ。

 

米寿のお祝いは、とても気持ちのいいものだった。

よかった。

しかし、疲れた ~ !!

いつもこんな調子だ。

つづく。

 

まとめ  米寿の祝い。

     とてもよかった。

     しかし、連絡・買出し・司会にあたふたした。

     おまけにお祝いの品を渡すことを忘れてしまった。

有為自然 1197 マンスプレイニングって何 ? タモリ ?  240222

マンスプレイニングって何 ? タモリ ?  240222

 

 

日本各地を訪問し、地形・地質・歴史などさまざまなことを、

その地域に関する専門家に解説してもらう。

こんな旅をしたら最高だろうなと、いつも感心しながら見ていた。

 

地理や歴史が苦手だった自分。

こんなふうに見て回っていたら、好きになっていたにちがいない。

いや、こんな番組があったらよかったのにと思う。

 

毎回、楽しみだったブラタモリ』。

終了するそうだ。

なぜ ?

 

ところで、タモリ「マンスプレイニング」だって ?

「マンスプレイニング」って、何 ?

さっそく、Wikipediaで検索。

 

Mansplaining

   男(man)と

   説明する(explain)という動詞の非公式な形のsplainingブレンド語)は、

   「(男の)見下したような、自信過剰な、

   そしてしばしば不正確な、または過度に単純化された方法で

   女性や子どもに何かについてコメントしたり、

   説明したりする」という意味の批判的な用語。

 

へぇ~、そういう意味なのか。

 

しかし、タモリはそんな風には見えなかった。

専門家にいろいろ説明してもらっていた。

その姿勢に好感がもてた。

同時に、タモリ博識にも感心した。

質問された彼が、ボソッと答える。

それにしても、終了するのは残念だ。

 

         * NHKの画像から借用。

 

ところで自分をかえりみて、どうか。

博識ではないから大丈夫だ。

 

しかし、気になっていることがある。

いろんな方のブログに、ついついコメントしてしまう。

記事を読んでいるうちに、自分自身のことを思い出し、

それを書き込んでしまうのだ。

だが実は、いやがられているのかもしれない。

 

これって、マンスプレイニングではなく、

「ジブンスプレイニング」ではないか。

じゅうぶんに気をつけなければならないと痛感した。

 

まとめ  「ブラタモリ」の終了は、心の底から残念である。

     タモリが「マンスプレイニング」だとは、まったく思えなかった。

     専門家に説明してもらう姿勢に好感が持てた。

     自分は「ジブンスプレイニング」に気をつけなければならない。

 

有為自然 1196  能登の海は … 遠かった ~ 240218

  能登の海は … 遠かった ~  240218

 

   * 珠洲市の写真を借用

 

北陸三県には、これまで行ったことがない。

富山・石川・福井。

能登半島地震があってから、関心をもつようになった。

思い切って能登の海」に行くことにした。

しかし辿り着くまで、ずいぶん時間がかかってしまった。

 

冬の能登の海は、やはり寒々しい。

そこで生活する助産師さん(77歳)。

1万3千人の誕生に立ち会った、と。

 

漁師の男性(84歳)はワカメをとり、そして船から岸にあげていた。

妻さんと二人で干す。

根気の良さでは、若いものに負けない、と。

 

鮮魚の行商をいとなむ女性(72歳)。

地域の人々と話しながら、仕入れた魚を売っていた。

魚がとれないときには、干物をつくっている、と。

 

漁村の静かな日常だ。

そこへ電力会社の人たちがやってきた。

市長も建設計画に乗り出す。

あの手この手で誘う。

既存の施設の見学ツァー。

2万4千人の人口なのに、1万6千人もツァーに参加。

賛成・反対で、市民が分かれる。

市長選挙の結果にも疑惑が。

 

日常をたんたんと映し出している。

能登の海は幸いを運んでくる、恵みをもたらす潮の道」

耳に残る言葉だ。

赤んぼうの出産のときに、シゼンの目に思わず涙が…。

ビデオ映像を制止して涙を拭った。

 

31年前の、ドキュメンタリーである。

能登の海 風だより』

石川テレビ制作 ディレクター赤井朱美さん 1993年5月31日放送 63分)

能登の海、風、生活する人々、

そして珠洲原発計画を、静かに記録していた。

 

およそ30年前の人々の行動が、今回の地震での大人災を防いだ。

 

マー君のママさんに薦められて行きました。

横浜にある放送ライブラリー

前回の記事で、休日振替のために閉館だったところです。

 

       * 放送ライブラリーのある横浜情報文化センター

 

このドキュメンタリーを、全国的に再放送してほしいものです。

地震多発国に原発はいらない、つくづくそう思いました。

 

まとめ  横浜の放送ライブラリーに行った。

     ドキュメンタリー『能登の海 風だより』を観る。

     能登の海と、そこで暮らす人々に感動した。

     多くの人に見て欲しい。

     再放送を全国で流してほしい。

     DVDができないかな。

 

 

有為自然 1195 久しぶりのヨコハマ まさかの大失敗

   久しぶりのヨコハマ まさかの大失敗  240215

 

 

颯爽と家を出た。

春だ。

風が心地よい。

 

コロナ以来、初めての横浜。

関内駅で降りる。

横浜市役所の解体が進行中。

広場も含め、囲いが設けられていた。

ビルの窓に見を移すと、割れたままのところも。

 

横浜港の方に向かって歩く。

なつかしい。

何度も通った横浜地裁を見上げる。

そして目標のビルへ。

 

ビルに入ると、ガランとしていた。

人気(ひとけ)がない。

エスカレーターも動いていない。

おかしい。

貼り紙を見る。

しまった !!

 

ビルの案内に電話したときには、「月曜日が休館」と教えられた。

「火曜日」に出かけた。

行って見たら、

振替休日が月曜になった時は、翌日(火曜)休館になる」と。

遠くまで電車を乗り換えながら来たのに。

ガックリである。

 

ショックをやわらげるために、横浜中華街へ向かう。

久しぶりだ。

肉まん・あんまん・中華ちまき胡麻だんご・月餅を買う。

 

 

そのあと、関帝廟へ。

40年ほど前に、アイカタと二人で来た時のことが思い出された。

中華式の線香を買って、並んで拝んだ。

すると、後の方で声が聞こえた。

「あの二人、中国人だよ」と。

拝んでいる写真を撮る音までした。

そのころは、まだ外国人観光客は少なかったのである。

なつかしい話だ。

 

     * この写真は、「横浜関帝廟」より借用。 上の2枚は、自分の撮影。

 

行きも帰りも電車の中で、思わず惹きつけられてしまった。

淡いブラウンで染めた、さらさらとした髪。

が美しい。

コートもハイネックもロングパンツも、服のセンスが抜群だった。

高価に違いない。

50代、いや60代 ?

ひょっとしたら、70代。

二人ともマスクをしていた。

 

最近は、中高年の女性ばかりに目を奪われる。

彼女たちは長い年月を経て、洗練されているのだろう。

ただ人間性は、姿かたちと違うんだろうなと思ってしまうのだが。

そう思う自分が悲しい。

 

乗り換えの駅で、若い男の子にも目が釘付けになった。

この季節に、上半身はTシャツ1枚なのだ。

オールジャパンハンドボールなどのアルファベットが記されている。

北欧出身の大学生、いや高校生だろうか。

ハーフだろうか。

いずれにしても、ハンドボールの選手に違いない。

 

横浜行きは大失敗だった。

しかし、それなりに楽しかった。

自宅周辺2~3キロ圏の世界とは、まるで違うのだ。

 

まとめ  久々の横浜。

     休館日は、きちんと確認すべし。

     中華街で買い物、そして関帝廟へ。

     行き帰りの電車で、素敵な女性・男の子を見かける。

 

有為自然 1194 同級生が突然話し出した エッ 覚えてないぞ  240212

 同級生が突然話し出した エッ 覚えてないぞ  240212

 

 

ほぼ半世紀のあいだに、3回目。

行って見たら、31名の出席。

東京在住者中心の、

高校の同窓会である。

毎年、開いているらしい。

 

受付で、言われた。

「髪がずいぶん白くなったね」と。

そんなに白いかなぁ~ ?

また「背中が丸くなったね」とも。

これには納得。

自分は、やっぱり正真正銘のジジイになっていたのだ。

 

座席についてみたら、

向う3人両隣りは知らない同級生ばかり。

わが学年は11クラス500数十名いた。

無理もない。

ただひたすら、彼らの話を聞く。

 

しばし歓談のあと、1人2分ほどの近況報告。

一巡したら、会の終わりの時間に近くなっていた。

 

浄土真宗の坊さんになったT君が、

立ち上がって話した内容には驚いた。

 

「高校時代、映画『卒業』を観に行った。

帰りにシゼンの下宿でいろいろ話した。

シゼンから、『君は、どう感じた?』と聞かれたので、

『教会で、エレン!!と叫ぶシーンだ』と答えた。

シゼンは、背景にあるベトナム戦争のことについて、いろいろ論じていた」と。

 

 

エッ、覚えてないぞ。

帰宅して検索。

なるほど、映画『卒業』の背景には、ベトナム戦争があったんだ。

 

今回不参加だった、有名大学の医学部長をしていた同級生。

彼は、出身の田舎町で医者をしているとの話だった。

「退職後は、田舎で町医者をしたい」と、前に会った時に話していた。

さすがだなと感心する。

 

ところで31名のうち、元コームインは自分ただ一人。

これには驚いた。

同級生たちの話す世界が、まるで違っているのだ。

同窓会は、異文化交流なのかもしれない。

 

年賀状のやり取りをしている同級生(同窓会幹事 女性)から、

強く誘われなかったら行くこともなかっただろう。

まあ、今回は築地本願寺外市を見ることができた。

異世界の話にも触れることができた。

よしとするか。

気心の知れた友人と、ゆっくり飲み語り合うのが一番だと痛感した。

 

そう思っていたら数日後、自営業をやっているK君からメールが入った。

「終わった後、君をさがしたんだけど、もう帰ったあとだった」と。

折り返し電話した。

いろいろ話がはずんだ。

「今度会おう」と約束して電話を切る。

 

同窓会に行って、やっぱりよかった。

 

まとめ  同窓会出席は、ほぼ10年おきに3回目。

     驚きがいろいろあった。

     同窓会は異文化交流である。

     やはり気心の知れた友人とゆっくり語り合いたいものだ。

     数日後のメール・電話には、感激した。

 

 * 時事通信の写真を借用。

有為自然 1193 おおっ すごい !! 見たことがない建物 !! 240209

  おおっ すごい !! 見たことがない建物 !!  240209

 

 

コロナ後、二度目の東京行き。

地下鉄の駅から外に出ると、そこはもうお寺。

初めて来ました。

 

不思議な建物です。

これが仏教寺院 ?

案内チラシを見ると、古代インド建築と洋風建築が採用されているのだとか。

 

高校の同級生と後輩に、この宗派のお坊さんがいます。

彼らは、この寺で何度も法話をしたことがあるそうです。

 

 

このあと、有名な外市へ。

ものすごい人出でした。

外国人が多い。

自分は何も買わず、早々に引き上げました。

 

大学時代、私は「地下生活者」

いや「地下鉄通学者」。

学生寮の最寄りの駅から地下に潜って、出たところの近くが大学。

都心の地表を、ほとんど歩きませんでした。

 

ブラタモリを見るたびに、惜しいことをしたと思います。

タモリは学生時代、都心を歩き回ったと話していたからです。

「坂フェチ」だったとか。

 

ところでこの地に来たのは、初めて。

同窓会に誘われたからです。

会場近くのお外市を、ついでに見てこようと思い立ちました。

ぐんちゃんさんの、増上寺の記事に刺激を受けたのも理由の一つです。

宗派は違うのですが … 。

 

答えは、浄土真宗築地本願寺でした。

同窓会のことは、次回に。

 

まとめ  築地本願寺と場外市場に初めて行った。

     不思議な建物。

     外交人観光客の群れ。

     大学時代は「地下鉄通学者」。

     都心の地上を徘徊せず、惜しいことをした。