町内会は 義務ですか? どこまでやるか、町内会
地域に関わり始めてから、読んだ本です。
高齢化がすすみ、自治会役員を引き受けることに負担を感ずる人が多くなっています。
どうしたらよいか。
そんな思いで、以前、図書館から借りてきました。
『 どこまでやるか、町内会 』 紙屋高雪 ポプラ新書 2017年
町内会(自治会)は、任意団体。
不可欠なただ一つの仕事は、コミュニティ意識(お隣さん意識)を育てること。
災害時に発揮されるのは、「共助」ではなく「近助」。
町内会の仕事のリストラ。
著者が新しくつくった「ミニマム町内会」は、「会費なし・義務なし・手当なし」。
ボランティア(志願)の原理。
「やりたくない」という人に対応できるしくみ。
散歩の「ついで」に防犯パトロール。
防災といわない防災。
地域によいことをして、楽しい。
やりたい人が、負担を感じずに、楽しくやれる自治会。
『“町内会”は義務ですか? ~コミュニティと自由の実践~』
紙屋高雪 ポプラ新書 2014
『どこまでやるか、町内会』を読んだあと、借りてきました。
「つるしあげ」のところで、うなります。
新しい自治会の原則「会費なし・義務なし・手当なし」が、いい。
「親睦だけでもなんとかなる」も同感。
少し、展望が見えたような気がしました。
基本はボランティア。
親睦によってコミュニティ意識を育てることが、第一。
会費を、できるだけ安くする。
負担を減らす。
「楽しいからやっている」というのが一番ですね。
この2冊は、とても役に立ちます。
自治会のことを考えていらっしゃる方に、お薦めの2冊です。