人生百年 有為自然

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有為自然 114    「週8時間」も 英語の授業 !!

   「週8時間」も 英語の授業 !!

 

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* 「予約投稿」、初めてやってみました。

  成功です。

  これから「午前6時」に設定する予定です。

 

 

数学につづき、中学・高校時代の英語の話。

 

英語の授業。

当てられないように、ひたすら先生の目を避けていました。

無駄な努力でしたが … 。

 

中学3年の英語は、社会科の先生仮の免許で教えてくれました。

先生は大学卒業後10年近く、英語に触れたことがなかったとのこと。

それは、あとで知ったことです。

先生はいつも、ペラペラに薄いソノシート(若い人は知らない)を、

発音の練習や授業で使っていました。

「関係代名詞」不定詞」など英文法の説明が、

やたらくどかったことを覚えています。

今考えれば、先生も大変だったことでしょう。

 

そんなわけで高校入学当時、数学同様、英語の力も低い状態でした。

 

クラスには「国立大学付属中」出身の女子が数人いました。

教科書を読むときの発音がまるで違います。

彼女らの気取ったように聞こえる発音が、

いけ好かない連中だな」と気分悪く感じたのを覚えています。

リスニング英会話など、全く重視されなかった時代の話です。

 

英語の授業は、週8時間もありました。

リーダー・英文法などです。

毎日の予習が大変でした。

予習していかなければ、授業中、立たされたままになります。

ですから予習では、単語を辞書で調べ、訳すのに必死でした。

 

英語の『基本文例集』から、毎日、10点満点の小テストが行われました。

教科書の予習が大変なのに、小テストまでの余力がありません。

英語の基本文例を丸ごと覚えるというのも、苦手でした。

周囲の者は皆、ほとんど8~10点

いつも5点ぐらいしかとれず、「この点数は何だ」と英語の教師から怒られます。

1時間ずっと、床に正座させられて授業を受けたことも何度かありました。

クラスの中で、実にみっともない存在です。

 

200点満点の英語のテストは、辛うじて三桁とれるかどうか。

良くても120点ぐらいしかとれません。

150点取ると学年でもかなり上位に入るのですが、遠く及びません。

 

同じクラスになったことはありませんが、つねに180点、190点をとる生徒がいました。

50歳を過ぎて初めて参加した同窓会(首都圏在住者中心、東京開催)、彼に尋ねてみました。

「200点近い点数をいつもとれたのは、どうして?」と聞いたら、

「だって、出題範囲があったでしょう」と一言。

あの膨大な量を軽くこなせるのですから、すごい。

 

週8時間の英語の授業ですから、テスト範囲は広い。

教科書以外に、参考書基本文例集からも出題。

英語が不得意な自分は、試験範囲をこなすだけでアップアップです。

もちろん彼は、あの超有名な国立大学に進学します。

 

とにかく、英語もできなかったというお話でした。

数学の教師から受けたような、人格否定はなかった。

「この恨みはらさでおくべきか」がなかったためか、成績はふるいませんでした。

人間、踏み付けられなければ、ダメか(笑)。

残念ながら英語では「塞翁が馬」が起きませんでした。

 

次回は、「1日8時間授業」という、とんでもないお話です。