「花なんかいらない、いらない !!」
「モンスター〇〇」に 声をかけられました
集会所わきの花壇。
もう終わりかけたマリーゴールドの花柄摘みの最中のことでした。
通りかかった年配の女性が、声をかけてきました。
「この花、道路にはみでて邪魔なんだよね。
道が狭くなって、雨の日なんか服に触れて、ぬれるんだよね」と。
「そうですか。
この花は、地域の学校の生徒さんたちが育てた苗をいただいて、
植えたものなんですよ」
「花なんか、いらない、いらない !!」
と言って、去っていきました。
びっくりしました。
これまでは、「きれいですね」「ごくろうさま」と、
感謝の言葉をもらっていたからです。
彼女は、花の横を通るたびに「じゃま」と思い、
不快に感じていたのでしょう。
さっそくボランティア仲間に電話して聞いてみたところ、地域でも有名人らしい。
花壇のわきを通りながら、「じゃまだ」とわめいていたこともあるとのことでした。
何にでも文句言う。
嫌がらせに、相手の家の玄関の前にゴミをまく。
近所の人とケンカになり、パトカー騒ぎも … 。
相手の方は、嫌になって引っ越してしまった。
やっと手に入れた家だったかもしれないのに … 。
いろんな人にしょっちゅう電話をかけては、苦情を言う。
なぐり書きしたものを、郵便受けに入れる。
「目を合わさない方がいいよ。
正義感を出して、反論しちゃダメよ」と、
ボランティア仲間からアドバイスを受けました。
マリーゴールドが道にはみださないように、
ほんの少しの花だけ残して、思いっきり切り払いました。
テレビでよくみる「モンスター隣人」、ついに会ってしまったのです。
触らぬ神にたたりなし。
彼女の家は、わが家の直近ではありませんが、遠くもありません。
まさか、こちらの家をさがしあて、嫌がらせしないだろうな … 。
ゴミをまいたり、書きなぐりの手紙入れたり、電話するとか。
地域には、いろんな人がいます。
でも、それを覚悟でボランティアを始めたのですから、
明るく陽気にいきましょう、と自分に言い聞かせています(笑)。