人生百年 有為自然

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有為自然 739  切り返し ?  切り戻し ?  そして、怪訝な顔  

  切り返し ?  切り戻し ?  そして怪訝な顔

 

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剣道の「切り返し」を、ご存知ですか ?

練習の始めと終わりに、何度もやりました。

     

   剣道の切り返しとは、ネットに下記のような説明がありました。

   一足一刀の間合から正面を打ち、
   前進しながら左右面四本(左→右→左→右)、
   後退しながら五本(左→右→左→右→左)、
   さらに後退しながら間合をとり中段の構えから正面を打つ(これを一回とする)。
   錬度に応じて適宜回数を考慮して行なう。

 

草花の「切り戻し」は、全く知りませんでした。

ネットで検索したら、下記のような説明が出てきました。

 

茎や枝の先端を摘芯(ピンチ)すると、

成長点も除去されてオーキシンの供給が止まり、下部の脇芽が成長を開始します。
この性質を利用して、

分枝を促進させて生長後の姿を整えたり、花数を増やしたりします。
また、余計な茎の生長を抑えて新しい強い芽を出すために、

大胆な切り戻しを行うこともあります。

 

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「切り戻し」に初めて、挑戦しました。

4か所の地域花壇のマリーゴールドです。

切り戻しを終える頃には、汗びっしょり。

さあ、結果はどうなるか。

 

「切り戻し」をしていたら、

斜め前の家のジョセーが、家の周囲の草取りをしていることに気づきました。

この機会に挨拶しておこうと思い、声をかけたのです。

 

「すみません。

切り戻した花の茎や葉を、そのまま花壇のわきに置いておきますので … 」

   「なぜ、そちらにだけ花を植えてあるんですか ?」

 

「この地域には、4か所植えています。 バス停のわきもそうです。

少しずつ増やそうと考えています」

   「どういう人がやっているんですか?  自治会ですか?」

 

自治会ではなく、老人会です。 老人会の中のサークルの一つ、園芸部です」

 

そのジョセーは、最後まで怪訝な顔のままでした。

にこりともしません。

会話の終わりに、「お疲れ様」「大変ですね」などの言葉もなし。

 

冷水をあびた感じ。

しかし、まったく涼しくはなりませんでした。

むしろ、寒気。

かつて地域花壇の世話をしているときに、

「こんな花いらない」という声を浴びせられて以来のことです。

 

400世帯近い団地。

いろんな人がいるものですね。

 

私の風体が、「不審者然」としていたのかもしれません。

しかし、市役所の職員さんたちが着るような、ふつうの作業着でした。

 

勤めている頃も自分は、初印象がよくない人間でした。

久々に、気をつけなければと思った次第です(苦笑)