「街の灯」 と おしゃべりジジイ
中学校のわきの、通学路の防犯灯。
木の枝葉に覆われている。
3か所の防犯灯が、暗いのだ。
ウォーキングがてら、中学校の教頭さんに会いに行く。
英検の手伝いをしているので、教頭さんとはなじみである。
「中学校の敷地から伸びた枝が、防犯灯の光を遮っているので、
私たちボランティアで伐採してもよいでしょうか」と聞いてみた。
「中学校の方で伐採しますから、どの木か教えてください」と、教頭さん。
二人で、木の確認に行く。
50代であろう彼の動きは、敏捷だ。
中学校の現役の教師は、こんなにも身が軽いのかと、
変なところで感心してしまった。
数日後、通学路を歩いてみると、突き出ていた枝がみごとになくなっていた。
防犯灯が明るくなっていたので、気づいたのである。
公園の駐車場。
閉門作業をしている、管理事務所の方に話しかけた。
「この前お願いした、男子公衆トイレの灯り。
取り替えて下さって、ありがとうございます」
「高圧電線がちかくにあるためか、すぐ切れてしまいます」
「LEDでは、ないのですか」
「順次、つけかえている最中です」
コロナのなか、人びととの会話は貴重である。
ウォーキングの途中、知り合いのだれかれと話をする。
それが、楽しい。
それにしてもおしゃべりで、おせっかいなジジイである。
ブログでの発信・受信、コメントのやりとりも、
おしゃべりジジイにとってはありがたい。