動かざること山のごとし 2年ぶりの電車 外飲食
コロナが流行して以後、この2年間、動かざること山のごとし。
一度も電車に乗らず、外飲食は一切なし。
つい最近、業者との打ち合わせのために、コーヒー店に1回出かけただけでした。
突然、30年余も会っていない元同僚から電話がありました。
「今でも、大学で教鞭をとっている。
退職したので、時間的に余裕ができた。近くで呑もう」と。
電車に乗って一駅の改札口を、待合の場所にしました。
彼は、身長180センチ台半ば、体重は80キロ越え。
友人の中で、いちばん大きい。
われわれ世代では、この背の高さはめずらしい。
駅の改札口で待っていると、30年ぶりなのに一目でわかりました。
変わったのは、白髪、そして横に膨らんだこと。
2年ぶりの外飲食になりました。
病弱なアイカタへの感染をおそれて、人の多い所に外出しなかったからです。
話しているうちに、ブログに書いているテーマのことが話題になります。
「〇〇さんから、そんな話を聞けるとは意外だったなぁ」。
言われて気づきました。
そうか、あの家系の人々とは、多くの人たちよりも親しい方なんだ !!
だから、気になって仕方がなかったのだな、と。
彼の専門は、古代の文学です。
あの一族のご先祖さんたちとは、親しい間柄です。
日常的に触れているのですから。
学者さんですから、詳しいこと、詳しいこと。
自分も歴史は苦手ながら、あの家系の人たちのことをしばしば扱ってきました。
コフンから、アスカ・ナラ・ヘイアン … 。
そして近代において、「神」に祭り上げられていったプロセスも。
センゴ、ショーチョーとなってからのことも、そうです。
ところでアイカタ一家(ギソフボ・ギフボ)はみんな、
あの家系の人たちに直接会っているし、話もしているそうです。
ギソフがあの家のトップの方に、いろいろ説明している写真。
それが掲載されたシンブンには驚きました。
こんなにも関わりがあったんだ !!
あの家系のことが、わが家でいつも話題になっているはずです。
もちろん、百姓を先祖に持つ、誇り高き「平民」出身の自分は、
直接会ったことはありません。
さて元同僚が、学生に話したそうです。
「基本的人権をすべて奪われて、あの程度の収入ではねぇ。
彼らの収入は、ネットで検索したらすぐわかる。
世の中には、億単位の収入の人なんてざらにいる。
君たちは、この額で基本的人権を売り渡す ?」
なかなかうまいことを言います。
元カキューコームインの自分から見ても、
あの程度の収入で、基本的人権を失いたくありません。
彼とこんな話をするとは、思いもしませんでした。
30年ぶりに会って話したことの一つが、あの家系のことだったとは … 。
これもブログをやっていたからか。
その他、あれやこれやはまたの機会に。