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有為自然 791 動かざること山のごとし 2年ぶりの電車 外飲食

  動かざること山のごとし 2年ぶりの電車 外飲食

 

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コロナが流行して以後、この2年間、動かざること山のごとし。

 

一度も電車に乗らず、外飲食は一切なし。

つい最近、業者との打ち合わせのために、コーヒー店に1回出かけただけでした。

 

突然、30年余も会っていない元同僚から電話がありました。

「今でも、大学で教鞭をとっている。

退職したので、時間的に余裕ができた。近くで呑もう」と。

電車に乗って一駅の改札口を、待合の場所にしました。

 

彼は、身長180センチ台半ば、体重は80キロ越え。

友人の中で、いちばん大きい。

われわれ世代では、この背の高さはめずらしい。

駅の改札口で待っていると、30年ぶりなのに一目でわかりました。

変わったのは、白髪、そして横に膨らんだこと。

 

2年ぶりの外飲食になりました。

病弱なアイカタへの感染をおそれて、人の多い所に外出しなかったからです。

 

話しているうちに、ブログに書いているテーマのことが話題になります。

「〇〇さんから、そんな話を聞けるとは意外だったなぁ」。

言われて気づきました。

そうか、あの家系の人々とは、多くの人たちよりも親しい方なんだ !

だから、気になって仕方がなかったのだな、と。

 

彼の専門は、古代の文学です。

あの一族のご先祖さんたちとは、親しい間柄です。

日常的に触れているのですから。

学者さんですから、詳しいこと、詳しいこと。

 

自分も歴史は苦手ながら、あの家系の人たちのことをしばしば扱ってきました。

コフンから、アスカ・ナラ・ヘイアン … 。

そして近代において、「神」に祭り上げられていったプロセスも。

センゴ、ショーチョーとなってからのことも、そうです。

 

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ところでアイカタ一家(ギソフボ・ギフボ)はみんな、

あの家系の人たちに直接会っているし、話もしているそうです。

ギソフがあの家のトップの方に、いろいろ説明している写真。

それが掲載されたシンブンには驚きました。

こんなにも関わりがあったんだ !!

あの家系のことが、わが家でいつも話題になっているはずです。

 

もちろん、百姓を先祖に持つ、誇り高き「平民」出身の自分は、

直接会ったことはありません。

 

さて元同僚が、学生に話したそうです。

 

基本的人権をすべて奪われて、あの程度の収入ではねぇ。

彼らの収入は、ネットで検索したらすぐわかる。

世の中には、億単位の収入の人なんてざらにいる。

君たちは、この額で基本的人権を売り渡す ?」

 

なかなかうまいことを言います。

元カキューコームインの自分から見ても、

あの程度の収入で、基本的人権を失いたくありません。

 

彼とこんな話をするとは、思いもしませんでした。

30年ぶりに会って話したことの一つが、あの家系のことだったとは … 。

これもブログをやっていたからか。

 

その他、あれやこれやはまたの機会に。