♫ 飛んで 飛んで 飛んで
光って 光って 光って 光る ~
風のない、蒸し暑い夕方、地元の公園に行きました。
「ホタルの観察会」があるのです。
公園の管理組合の主催。
わが自主防災組織も、メンバーに参加を呼びかけました。
「顔見知りになる」が、自主防災の柱の一つです。
最初に、管理事務所の方の説明。
「ホタルによくないので、蚊取り線香は使わないでください」と。
あわてて、腰の「黍団子」ならぬ「香取線香」の火を消しました。
かわりに、虫よけスプレーを借ります。
小さな川が流れているところまで移動。
まだ明るく、ホタルが出る時間ではありません。
自主防災のリーダーが、
「葛の葉」を手の指に丸く押し込んで、叩きました。
「ピン!!」と高い音。
小学生たちが、一斉に挑戦します。
なかなか鳴りません。
こんな遊びをしたことがなかったので、
自分も「アラセブの手習い」。
思い切って叩くと、「ピン!!」。
リーダーが、「な~んだ、○○さん。
鳴らしたのは、小学生じゃなかったんだ」と。
自分は鳴ったので、大人げなく、ジジイ喜びしてしまいました。
やがて、「光った!!」という声がします。
その途端に、おしゃべりしていた人たち全員が静まりかえりました。
そして、真剣にホタルを探します。
「いた、いた !!」
「あっち !!」
「こっち、こっち !!」
ツ~っと、光が流れるようになります。
一度に光ったホタルを数えたら、7匹。
ホタルは「頭」という単位で数えるのだと教えてもらいましたが、
「7頭」とは、どうも言いにくい。
やっぱり「7匹」がいい。
30名ほどの参加者のうち、17名はわがグループ関係者。
自主防災のメンバー7人と、
その家族・知り合い・地域の人が10人。
小学生の参加は5人。
とにかく童心に帰った一夜でした。
疲れが出たのと、晩酌が待っているのとで、早めに引き上げました。
帰る途中も、ホタルが飛んでいます。
別なグループの人たちも、多く来ていました。
♫ 飛んで 飛んで 飛んで
光って 光って 光って 光る ~
ではなく、
♫ ほ ほ ほたる来い
あっちの水は にがいぞ
こっちの水は 甘いぞ
ほ ほ ほ ほたる来い
が、やっぱりいいか(笑)。
みなさんは、どうですか ?