怒りの向きが 変わった 230607
これまで何度も、病院の対応に怒りを感じていた。
しかし2回入院したアイカタの話から、
病院の内情が次第にわかってきた。
最初に患者を寝たきりのまま家に帰した大病院の措置。
救命救急センターのある大病院は、急性期の患者が中心らしい。
町の医院・クリニックで扱える患者は、どんどん病院から出すとのこと。
本来、ジョセーだけの病室のはずなのに、
次々にダンセー患者も運び込まれてきたというのだ。
救急患者のための病室がふさがっているため、緊急の措置だ、と。
コロナ蔓延の頃は、さらに大変だったとのこと。
前回、寝たきりのまま出されたのも、そのせいらしい。
急性期病院・回復期リハビリ病院・療養病院などに分け、
患者を病院から追い出すのはセーフの政策らしい。
公助から自助へ。
セーフは患者本人と家族の負担のことなど、考えていない。
病院への怒りが、セーフへと向かう。
看護師さんたちも大変。
入院患者同士は会話させないのだそうだ。
なぜなら、一晩中おしゃべりする患者たちがいて周りに迷惑をかけるからだと。
その代わりに、看護師さんたちが患者の話をじっくりと聞いてあげる。
患者が安心するまで。
看護師さんたちは、よくも我慢強く聞いてあげることができるものだと感心した、と。
コロナのために、家族などの面会が禁止されたため、
それだけ看護師さんたちの負担が増えたそうだ。
調理担当の人がときどき回って来て、食事の感想を聞くという。
調理好きのアイカタとは、いろいろ話がはずんだらしい。
清掃担当の女性たちとも話をかわしたそうだ。
入院している患者の中には、清掃担当の方を見下している人もいた、と。
そんなところにも差別感があるんだ、とビックリ。
コロナ以来、退院時の医者の説明は、電話でのみだとのこと。
そうなのか。
言われるまで、わからなかった。
医者にもいろんな人がいるそうだ。
不愛想に見えるけど、○○先生は若い人たちに人気があるとのこと。
若い人たちの声を代弁して上に言うから、と。
だから、上からは睨まれている ?
あの科の担当医は、そういう人だったのか。
どんな職場も、中に入って見なければ実態はわからない。
この病院は、若い医者が多く、いい先生たちばかりだった。
一度も会ったことのない整形外科の医師は別として。
ちなみに、6針縫った指。
例の若い○ジンのジョイさんに抜糸してもらった。
ほとんど痛くなかった。
あっけない終わり方だった。
退職してから、若い人たちと接する機会はほとんどなくなっていた。
病院は、久しぶりに多くの若い人たちと接する機会となった。
やはり、若い人たちは清々しい。
まとめ 病院の実態が、ほんの少しわかった。
みなさん、ほんとうに大変だ。
病院への怒りがセーフへと転じた。