「ふしぎの国」の「ふしぎのカード」 230709
『ふしぎの国のアリス』。
少年少女世界名作全集にあったにちがいないが、
中身をサッパリ覚えていない。
図書館から借りて、読み返してみるしかないか。
ところで、2カ月ほど前に整形外科クリニックに行った。
「○○〇カードをお持ちの方は、こちらへ」。
多くの人が「カード」をよみとる機械の前へ行く。
「保険証」しか持っていない自分は、肩身の狭い思いで受付へ。
ヒコクミンになった気分である。
来年の秋には、どうなっているのだろう。
ほんとうに心細くなった。
不安を感じた。
ところが最近、驚くような事態がつづいている。
名前のフリガナもないままの登録 ?
ウソだろう。
銀行の通帳名が違うものが、大量発生。
別な人のデータも出てくる ?
データ入力ミスだけでなく、機械の不具合もつづく。
運用停止のところも。
来年、保険証を廃止したら、
マイナカードのトラブルが数十万件、発生するという予測も。
そうこうしているうちに「返上一揆」 !!
さらに保険証廃止の中止を決議した県議会も登場。
自分は、頑迷固陋のアナログジジイ。
もう少し、様子を見る余裕ができたかな ?
高齢医師のなかには、
僻地で地域の人々のために献身的に医療活動を行っている医者たちがいる。
そんなドラマやドキュメンタリーをテレビで見たことがある。
そのような高齢医師の中で、廃業が増えているという。
保険証廃止・マイナカード強制は、「赤ひげ」殺しではないか。
ということは、僻地をはじめ「高齢者は早く死ね」ということか。
医療当事者たちは、
「いったん立ち止まってくれ。
従来通り保険証でもいいことにしてほしい」と言っている。
ゴリ押ししたセーケンの支持率は下がった。
そのために、セーケンの支持率と不支持率は逆転した。
やっと … という気分である。
しかし一方、
その他の政策など、セーケンのゴリ押しを
ウルトラに協力したセートーの支持率は上がっている。
なんで ?
ほんとうに「ふしぎの国」だ、このクニは。
そもそもマイナカードの狙いはなにか。
セーケンがゴリ押しする理由はなにか。
不気味な管理社会を感じて仕方がない。
利用を狙うザイカイの思惑も臭ってくる。
この先にいったいどういうことがまっているのか。
冷気が漂う。
まとめ マイナカードを持たないため、ヒコクミンの気分になった。
ところがトラブルつづきで、カードの「返上一揆」まで起きた。
セーケンのシジリツ低下。
しかしセーケンに強力に協力したセートーはシジリツ上昇。
「ふしぎの国」だ、このクニは。