日暮れて道遠し … 一つ卒業 230827
日暮れて道遠し … と書き続けることを躊躇っていた。
*『清左衛門残実録』は、「日残りて、暮るるに、未だ遠し」。
わがブログのことである。
しかし今日は、
「♫ この支配からの卒業 ~ 」というフレーズが頭に浮かんだ。
(この曲の歌詞は、大嫌いな部分があるのだが … )
救命から10カ月、全摘手術から3カ月。
アイカタはこれまで、4つの科に通院していた。
手術後の3カ月、自宅で毎日2回お腹の傷を洗っては薬を塗る。
その腹部の傷がようやく治った。
現在かかっている担当科の先生から、
「ほとんど治っています。
もう大丈夫なので、通院の必要はありませんよ」と。
やっとたどりついた。
「完全卒業」ではないが、ようやく「一つ卒業」したのである。
残るは3つ。
脊椎圧迫骨折と足の浮腫みのために、
通院のたびに、そのあと数日間、痛みで苦しんでいる。
病院で、車イスのまま長時間待たされるからだ。
また、インシュリン注射を毎日3回、自らの手で腹部に打ってきた。
現在は、食事(糖質・炭水化物制限)の効果もあってか、
血糖値も安定し、1日2回に減っている。
しかし、1日2回の注射および骨折などの痛みから、
完全に解放されるのは、まだまだ先のことだ。
アイカタも、細かな片付けなどは始めている。
先日、電動芝刈り機を買って来た際には、
トリセツを読みバリカン部分を分解した。
分解・組み立ての工程を確認する。
見えにくい文字などにマジックで印をつけていく。
アイカタはこの分野は、超得意なのである。
苦手な自分も、わきで見ていて時々手伝った。
「こういうふうにやるのか」と感心する。
ようやくみなさんに、「希望のある介護」の報告ができた。
まとめ アイカタは、通院している4つの科のうち1つを卒業した。
順調とはいえないが、少しずつ回復している。
一言メモ 19 クラウドファンディングが すごい !?
光熱費の高騰で苦しむ東京国立科学博物館。
このままでは国宝を守れない。
そのため国立科学博物館は、クラウドファンディングで1億円よびかけた。
なんと1日で達成。
すでに6億円を突破。
呼びかけに応じた人々はすごい !!
しかし、これでいいのか ?
文化予算の国際比較
フランス |
4238億円 |
韓国 |
2525億円 |
イギリス |
1773億円 |
ドイツ |
1697億円 |
アメリカ |
1659億円 |
中国 |
1167億円 |
日本 |
1040億円 |
予算総額にしめる文化予算の割合
韓国 1% 超
日本 0.1%
以上は、斎藤美奈子さんの「本音のコラム 博物館の悲鳴」から作成。
(東京新聞8月16日)
このままでは、日本の文化・農業・若者・子どもたちは消えてしまう。
絶滅危惧民族である。
これらの分野にカネを出すことを、真剣に考えるべきでは…。