今夜ここでの ひとさかり 230829
今夜ここでのひとさかり …
ふと、こんなフレーズが浮かんだ。
* 中原中也「サーカス」から
集会所周辺の剪定と、地域のゴミ拾い終了後に、
ワンコイン(500円)の飲み会。
草刈り・剪定ボランティアである。
焼酎瓶の差入れを持ってきた人もいた。
この効き目は、大きかった。
4年ぶりなので、大盛り上がり。
参加は、12名。
一人一人、近況報告。
「この飲み会のために、このボランティアに参加している」と何人かが発言。
そのたびに大笑い。
「人のためとか、地域貢献、そんな高尚な思いからではない」と。
80代後半の男性。
「わが家は、お医者さんごっこの毎日です。
薬を飲んだ ?
熱をはかった ?
〇〇を覚えている ? などが日々の会話です」と。
認知症を発症したツマの面倒を、彼がみているのだ。
「ツマの様子が心配なので」と、途中退席された。
この間、作業日時のメール発信、参加確認、買出しなど、
ボランティアリーダーが、一人でやってくれた。
申し訳ないと思っている。
彼が珍しく酔った。
足がふらつくので、自宅玄関まで支えていった。
「わが地域は、市内最高の高齢地域。
これからは、ボランティアや自主防災だけでなく、
それぞれ独居状態になったときのことを考えておく必要がある」と。
リーダーのこの一言は、心に染みた。
高齢者同士の助け合い。
ますます重要な課題となる。
かくすれば かくなるものと 知りながら
やむにやまれぬ シゼンだましい
上記は無礼にも、吉田松陰作の替え歌。
元歌は、「シゼンだましい」ではなく「大和魂」である。
今日で20回目の「一言メモ」。
毎日気づいたこと、驚いたことをメモしておこうと思って始めた。
そのおかげで、新聞をよく読み、ニュースをよく見るようになった。
すると気になるデータが、つぎつぎに出てくる。
「一言メモ」は、どうしても社会ネタが多くなってしまう。
しかもセーケン批判が多い。
きっとアクセスやスター、コメントが減るにちがいない。
やっぱり。
ウイシゼン 浜の真砂は 尽きるとも 世に社会ネタの 種子は尽きまじ
こちらは、石川五右衛門の替え歌。
元歌は、「ウイシゼン」が「石川や」、「社会ネタ」が「盗人」。
懲りずに、これからも「一言メモ」をよろしくお願いします。